前世くの一のチートは戦国へトリップ!?【忍たま】

火薬委員会　委員長代理　久々知 兵助という男は ページ36

五年長屋は………ついた!


前に竹谷先輩の部屋に行ったから覚えてる

そういえば生物委員会仲直りさせた後どうなったんだろう


竹谷先輩の部屋に寄ってから行こうかな

ｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾗｯ

竹「おー、誰だって大鳳!?お前どこ行ってたんだよ！」


「ちょっと先生に野暮用頼まれてまして……

　あの後生物委員会どうなりましたか?」


竹「何だ、野暮用か…心配した

　 生物委員会ならちゃんと仲直りして、

　 前以上に仲良くなったよ。ありがとな」


「いえ、仲直りできて良かったです」


竹「で、用はそれだけか?」

いけない、本来の目的を忘れるところだった

「あー、久々知先輩の部屋って何処ですか？」


竹「兵助？次は火薬委員会か

　 俺も協力するよ。上級生いた方が心強いだろ？」


「ありがとうございます。」


私ももう少ししたら上級生になるんだなぁ

先輩が急に同級生と後輩は慣れるのに時間掛かりそうだな


竹「兵助の部屋はここだよ」

部屋の横に“久々知兵助“と“尾浜勘右衛門“と書かれている

木札が掛かっていた。あの尾浜先輩、通称うどん髪先輩

い組だったんだな………


ｺﾝｺﾝ

竹「兵助ー俺だ！」

ｶﾞﾗｯ

久「ハチ？引きこもりは治ったのか？

　 と言うか、隣にいるのは……大鳳……咲紅弥?」


「初めまして、朝礼でもみたと思いますけど

　二年に編入することになった大鳳咲紅弥です」


久「で？何の用？」


「単刀直入に言うと、火薬委員会の皆と仲直りしてください！」


久「……………は？」


「俺は！この学園の皆に笑顔になってもらいたいんです！

　そのためには貴方達の仲直りが必要なんですよ!」


久「それができないから仲が悪いんだろ！」


「何故、できないんですか!」


久「お前には関係ない

　 部外者は黙ってろよ」


竹「兵助、言いすぎだ。少し落ち着けよ」


久「落ち着いていられると思うか？

　 こっちは大事な後輩を天女と俺らに傷付けられて

　 今凄い悩んでるんだ!

　 そんなときに天女の件に何も関わっていない、

　 体験してもいない奴が!簡単そうに仲直りとほざいているんだぞ!

　 天女の件はこっちの問題だし、俺らは嫌われてる。

　 何だ?何しに来た、嫌われている俺を嘲笑いに来たか

　 人を殺したこともない、汚れを知らない奴が、

　 血で汚れた俺らに平和に仲直りや笑顔など……

　 俺らに絡んでるとお前も嫌われるぞ。

　 精々頑張れよ、編入生」

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