前世くの一のチートは戦国へトリップ!?【忍たま】

名前 ページ45

「左近からの情報なんだけど、不破先輩って優柔不断な性格なのか?」


摂「そうなんスよ!いつも何かしらで悩んで…って、そうか!」

摂津以外の二人は意味が分からずにぽかんとしている


摂「不破先輩は優柔不断な性格だから何をするにも悩んでしまう。当然本の修繕時にも悩む。

　 だから!同じ委員会の先輩であり、委員長の中在家先輩と一緒に修繕をする!」


摂津はそういうことですよね!と私に聞いた。

凄いな…将来が楽しみだ。

「嗚呼、そうだ。すごいな摂津は…感心させられる」


摂津にそう言い、私は立ち上がる

「そうと決まれば実行するのみだ。図書室に案内してくれ、行くぞ二坪、摂津、久さk」


何があったのだろうか

二坪と摂津が拗ねたように不機嫌になっている。

良くない褒め方をしてしまったのだろうか…

いや、だとしたら二坪が拗ねている理由は?摂津だけ褒めたからか?


「な、何があった?摂津、さっきは褒めたつもりだったのだが…」

摂「違いますよ!名前ですよ!な、ま、え!」


名前?

「俺の名は大鳳咲紅弥だが…」


二「そうじゃなくて、大鳳先輩は僕達のこと名字で呼んだから…」

摂「名前で呼んで欲しいんス!」


そうか…名前でよんで欲しかったのか…


「気づかなくてすまない。それでは行くぞ。きり丸、怪士丸、久作」

二摂能「「「はい!/嗚呼!」」」


名前を呼び、その相手が返事を返してくれる。

それも業務的な冷たい返事ではなく、暖かい笑顔の返事。

穢れた世界になれた私に、その事実、一般的に当たり前のことはとても眩しかった。

私は幸せを感じるとともに、また一つ忍術学園と近くなれた気がして

三人にばれないように顔を綻ばせた。

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