【ハイキュー】日向の姉は排球部のマネージャーです！ツー！

・武ちゃんの報告 ページ4

ノヤが帰ってきてから数日たったある日の部活。




どうやら武ちゃんからお知らせがあるみたいで、私達は集まっていた。





「──皆、今年もやるんだよね？ゴールデンウィーク合宿！」


「はい、まだまだ練習が足りないですから」



武ちゃんの問いかけに主将である大地さんが答える。






「それでね、ゴールデンウィーク最終日なんだけど……」



焦らすように眼鏡を整え、武ちゃんはニヤリと笑う。



「──練習試合、組めましたッ！！！！！」




「「「「「「おおーーー！！」」」」」」


『武ちゃん武ちゃん、相手は！？』


「東京の古豪、音駒高校。たしか通称──『猫』」


猫？ってたしか……。






「猫？」

「前の監督同士がライバルて、よく遠征に行ってたんだと」



田中の分かりやすい説明に、1年生達は納得する。



「名称、『猫vs烏ごみ捨て場の決戦』！」


「それホントに名勝負だったんですか？」


『いやあ、名前こそパッとしないけど、なかなかいい感じだったらしいよー！』


「へーそうなんですか」



月島のどうでもよさげな返答にガクッとなりながらも、私は考えた。






……旭さんを、どうやって連れ戻すかなあ。

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