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"寂しくなったらいつでもきてよしよししてあげる"
自分がAのものであると錯覚をさせられる。
だからこそこれ以上の好きは増やさない。興味のないAはきょもの内情まで知ろうとはしないと思うしこれから先は善人として無条件に嫌われる。
樹「きょもと会ったんだ」
「キョウモトさん」
樹「うん。それ」
「あの人、きらい」
樹「んは、ならよかった」
Aの嫌いはこれ以上関わるなの合図。
樹「俺のいない世界で生きれないでしょ」
「ん、そーかも」
俺はAの首筋をなぞった。
鎖骨付近にはしっかり痕をつけられてるし、あその上噛みつかれてる。
きょもが俺とAの関係を知ってるとしたら、多分これは
樹「アイツ意外とひん曲がってんなあ」
俺に対しての牽制、挑発だ。
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親友とか言ってるけれど、所詮はセ フレ。
同情、慰め、とりあえずお互いの傷を舐めて治癒出来たらなと願う。
アイツの傷は深く、深くあるのだろう。
俺はその親友が嫌いだ。
常に他人を舐め回すように顎を突き出してるし、上から目線。
幸せでもないのに幸せな振りをして笑っている。
不貞腐れて怒ることはない全部、全部嫌いだ。
"人だよ。形はね中身はどうだろう何も無いんじゃない？"
その一言が全てで俺はきょもが彼奴に接触をして見事に引っかかったのに気がついた。
「じゅり？」
樹「ははっ、」
「え、何。」
樹「別に、もっかいいれるよ」
「んっ、、、」
俺の知る中で、どんな女芸能人より厄介だと思う。
タチの悪い匂わせや、事務所の名前目的で近づくような女
数ある女の中でも厄介でそして誰よりも魔性。
1度触れれば誰もが抜け出せなくなってしまうと思う。
それなりの魅力はあるのかは分からない。
華奢な体、色白で腕からのぞかせる細い血管。
そして何より男に対する甘え方やたてかたを攻略しうる存在。
他者に興味のない繭良Aは特別を作り、特定の人間に偏ることを酷く怖がる。
自分の中に「すき」を与えてくれる人が1人でも欠けることを恐れている。
Aの好きは好意に留まる訳では無い。
底がなく恐ろしい。対象となる人間は無条件で守られ尽くされる。そして無償に愛を与えられ
そして最後は
自分がAのものであると錯覚をさせられる。
だからこそこれ以上の好きは増やさない。興味のないAはきょもの内情まで知ろうとはしないと思うしこれから先は善人として無条件に嫌われる。
樹「きょもと会ったんだ」
「キョウモトさん」
樹「うん。それ」
「あの人、きらい」
樹「んは、ならよかった」
Aの嫌いはこれ以上関わるなの合図。
樹「俺のいない世界で生きれないでしょ」
「ん、そーかも」
俺はAの首筋をなぞった。
鎖骨付近にはしっかり痕をつけられてるし、あその上噛みつかれてる。
きょもが俺とAの関係を知ってるとしたら、多分これは
樹「アイツ意外とひん曲がってんなあ」
俺に対しての牽制、挑発だ。
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作者名：嶺 | 作成日時：2024年2月22日 6時
