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樹「すげえうるさい。興味ねえ人間と音は耳に響くな」
「まあーそんなもんじゃない？」
＿「お、マユじゃん久しぶりー」
＿「マジだ！まじ会いたくてさあ、ねえ今日家こね？」
「んはっ、いかなーい」
そう言いながら、Aの肩に腕を巻いた男。
慣れたように引き付け、キスをした。
＿「んだよ笑」
＿「そっちのお兄さん誰」
＿「うわ細！うわなんかクラブ似合いそうー」
＿「クソイケメンじゃん」
＿「お前の彼氏？」
＿「彼氏？」
「シュウタ、すぐ修羅場作んのやめて」
そしてまた"シュウタ"そう呼ばれた男にもキスをされた。
樹「酒とりにいってくるわ」
「わたしもいく」
樹「何飲むの」
「別になんでも」
樹「手馴れてんなーお前。男とキスすんの」
「そう？」
＿「まゆじゃん、久々」
「んはは、オールドファッションちょーだい」
＿「はーいよ。兄ちゃんも同じのでいい？」
樹「うす」
「樹こそ、よくお酒の売り場とかわかるよね。
雰囲気とか初めてじゃなさそう」
樹「まあそれなりには経験してきてるからな」
「私ちょっと向こう行ってくるけど？」
樹「ここで飲んでる」
「ふぅんそっか」
樹「で、、、なんすか」
＿「いやいやこっちよセリフだわ突然マユと来たと思えば一緒に酒取りいって、、、なんだよおまえ」
樹「シュウタ……」
シュウタ「俺の事知ってんの？」
樹「あいつのセ フレでしょ」
シュウタ「へえ、あいつからきいたの？」
樹「まあ、そんな感じ。」
横並びになって彼奴のいるほうへ視線をやれば面倒そうな男に絡まれていた。
樹「ばかかあいつは」
声掛けてやるかと思い、重い腰をあげれば
「ふ」
＿「ゲホッ、ゲホッ、なにすんだよてめえ！！！」
＿「可愛いからって調子乗りやがって！！！」
「ナンパと喧嘩売る相手見極められないならバブちゃんからやり直しなー酒じゃなくてミルクでも呑んでなさいって♡」
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シュウタ「わあ」
樹「…………」
あいつ
物騒な女だわまじで
煙草の煙を男の顔面に吐き、膝で股間蹴って挑発をした。
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作者名：嶺 | 作成日時：2024年2月22日 6時
