ソクジンさんのマネージャー×JN ページ1
「A!!!!」
部屋に飛び込むと、床に倒れているAが見えて、僕は心臓が止まりそうになった。
埃で汚れた頬、乾いた唇、赤く腫れた左腕、乾ききったコーヒーのシミで斑になったワイシャツ。
「救急車呼んで!早く!!!」
「分かりました!」
「A?!A?!」
抱き上げると、ようやくうっすらと目を開いたA。
良かった…。
良かった、生きてた!!!!
『…ソクジンさん?』
「A、ごめん。僕がこんなことお願いしたから…」
バタバタといくつもの足音が部屋に集まってくる。
TH「ヌナ!!!!」
JK「ヌナ?!大丈夫?!!」
状況が読めていないのか、Aは当たりを見渡し、
『あの…今日はまだ…今日なんですかね?』
って、はっきりとした口調で話したから、僕はたまらなくなって抱きしめた。
ごめん、ごめんA。
本当にごめん。
NJ「A…これ、飲んで」
ナムジュンが、水のペットボトルを渡すと、Aは喉を鳴らして飲んだ。
8時間もこんな真っ暗な所で、水さえ飲めずに過ごしていたんだと思うと、あの女に対する怒りがふつふつと湧いてくる。
「ちょっと!離せよ!この女が悪いんだよ!ジンニムにくっついて何様だよ!!!」
警備員に拘束された女が、部屋の入口で悪態をついている。
これ以上Aを怖がらせるわけにはいかない。
僕が立ち上がろうとすると、
『ソクジンさん…』
Aが、僕の手をぎゅっと握った。
「え?!」
YG「え?!」
HS「ええー?!??」
僕は夢でも見てるんだろうか。
マンネラインなんかは反応もできないレベルで驚いてる。
『ソクジンさん、私…怖かったですー』
それから、首に手を回してぎゅっと抱きついてきた。
ぼ、僕は夢を見てるのかな?!
未だかつてない、甘えてくるA。
可愛すぎて頭爆発しそうなんですけど大丈夫ですか?
思わず力を込めて細い腰を抱きしめ返した。
あー柔らかいッ。
胸、当たってるッ。
とんでもないご褒美だ。
金銭の受け渡しがないのが不思議だ。
『助けに来てくれたんですね、嬉しい…ソクジンさん…』
はい、可愛いー。
上目遣いー。
僕の腕の中にすっぽりおさまってるー。
もう彼女じゃん。
いや、嫁じゃん。
こんな僕達を見て、女は発狂しそうなほど吠えて、吠えて、吠えまくって、地団駄を踏んで、警備員に連れられていった。
マンネラインは、まだ呆然と立ち尽くしている。
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Rio - とても面白くてー気に読み終わりました！！他の作品も見てみますね．ありがとうございました！ (4月3日 14時) (
レス) @page41 id: 555be92e3c (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - sumikoさん» sumiko様、いつもありがとうございます♡年末年始もお仕事…本当にお疲れ様でございます(T_T)少しでも笑っていただけたなら嬉しいです。風邪など召されませんよう、ご自愛くださいね。。 (2023年1月4日 17時) (レス) id: 2a01e4e00e (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 年末年始と仕事でしたが、明日も仕事ですが、笑い転げて、良い年末年始になりました。ありがとうございました。(^^♪ (2023年1月1日 18時) (レス) @page50 id: fdb03919c8 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ukさん» uk様、いつもありがとうございます♡こちらも読んでくださったんですね!一緒に住むお話は全員との距離が近くて書いてて楽しかったです♡なので、そう言って頂けて嬉しいです! (2022年9月15日 0時) (レス) id: 5bc8bd2025 (このIDを非表示/違反報告)
uk(プロフ) - 7人7様のヌナ大好きポイントがあり、それぞれの絡み方も違ってハマってしまい一気に読みました（満足）とくにジミンとヌナの毒のやりとりが好きでした。返しが最高！ずっとこの8人の生活を眺めていたいなと思いました。素敵な作品をありがとうございます！ (2022年9月13日 9時) (レス) @page50 id: 1deb3068ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2022年4月12日 2時
