出てってくださいバンタンさん【BTS×You】

JN side ページ5

『これは差別じゃなくて区別ですー。トイレが男女で分かれてるように、男子校と女子校があるように、その方がスムーズに行くことだってあるじゃないですか。

もちろん居住者の性別を限定するのは違法ではないですよー。男子寮、女子寮しかり。

別にあなた達や男性を特別嫌ってるわけじゃないですー』


TH「はい!」


『はい、そこの歩く性 欲』


TH「俺はお風呂もトイレも男女分かれてなくて全然問題ないです。むしろ燃えるし!」


JK「どうやったら黙りますか?あん?」



てゆうか、歩く性 欲については触れなくていいの?

テヒョンもなんでそんな満足そうな顔してんの?



TH「あーいいなぁ、その蔑んだ顔もいい、イケる!」


『お願いですからどっかイッてくれません?』


両手を広げて会議室を駆け回るテヒョンが、Aの椅子の背もたれに両手を置いて、肩からひょっこりと顔を出した。



TH「てかもしかしてーーーぇ。男じゃなくて女が好きな人だったりぃー?」


Aは冷静にテヒョンの手を払って、にっこり笑う。


『男性が嫌いイコール女性が好きって安直すぎて笑えますよ。私はただすね毛の濃いモジャモジャの足よりツルツルスベスベの足を見てたいだけです」


JM「はい、僕はツルツルスベスベです」


YG「実は俺も…」


JN「なんで照れてんの?」




AはAで華麗にスルーしてPC見てるし。



『退去をお願いしたい理由は他にもありますー。これ、見てください』


部屋が暗くなり、 プロジェクターで、なにかのグラフが映し出された。


『まず居住者の方専用のコンビニでーす。みなさん、お金払われてないですよね?女性が入居することを想定して作った無料のサービスだったんですけど、なんと食料品だけで想定の18倍の出費なんですー』


TH「ジョングクだ」


HS「ジョングクだよ」


JK「僕だけですか?!みんなだってお菓子たくさん食べてるじゃないですかッ」


『あとは、私の安全が保証されないことが挙げられます。皆さんのファンの中には過激な方もいらっしゃるでしょうし、別のフロアとはいえ一緒に住んでいるなんてバレたら何されるかわからないですよね』


NJ「アミはそんなことしません!」


JM「僕はもっとボインボインの女じゃないと興奮しないんで安心してください」


TH「俺はオーナーさんいけるんで安心してください」


YG「ちょっと…この暗さ眠いわ…」


いかん。

ユンギにとって最高の環境になってしまった。

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