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HS side ページ22

『2つありまして』


HS「えー普通一つじゃない?」


『謝罪を受け入れることで1つ、秘密にすることで1つですよ』


HS「え、めっちゃ分割するじゃん。まぁいいけど」


Aのお願いの1つ目は、なんと意外なことにダンスを教えてほしいというものだった。


『私、たいていのことは上手くできるんですー。なのにダンスだけは出来た試しがありません』


HS「ダンスする機会あるの?」


『はい、非常に面倒なんですが、仕事の都合上、パーティーなどで』


HS「俺のはそうゆうダンスじゃないけど…まぁ出来なくはないかなぁ」


Aの着替えを待つ間に、俺はワルツの動画を見た。練習ってことは、Aと密着して踊るってこと?


男嫌いなのに大丈夫なのか、なんて思ってたら、着替えを終えたAが入ってきた。



HS「ちょ…待って!クソダサッ!クッソださいよそのジャージ!!あずき色のラインジャージって!どこで買ったんだよ!!!」


ヒーヒー泣きながら爆笑する俺をじっとり見つめて唇を尖らせるA。


『なんですかー…私のお気に入りなのに』


一体どこを気に入ったというんだッ。
お腹痛い!


ダサすぎて集中できないからと、俺のジャージを貸してあげると、それがもうダボダボで、肩とか腰とか見えそうになってるのがまた愛しくなっちゃって。



HS「Aごめん、やっぱりダサジャージに着替えてほしい」


『なんなんですか脱げって言ったり着ろっていったり、私はどうしたらいいんでしょうかッ』


キレてるのもなんか可愛くて。


これから毎週Aとレッスンできると思うと嬉しくなった。


2つ目のお願いごとも、よくわからないけど、皆には秘密にして遂行してほしいと懇願された。


内容を聞いても、なんで?って思うようなことだったけど、その目がとても真剣だったから、断れなかった。



『ホソクさんなら、約束守ってくれますよね』



そんなこと言われたら、期待に応えたくなっちゃう俺の性格を、多分Aは知ってる。


それでも、嬉しく思っちゃったんだよね。


さてさて。



首筋につけた俺のキスマーク、Aはまだ気づいてないけど、今夜あたり気づくかな。



その時、俺のこと思い出してくれたらいいな。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 夢小説   
作品ジャンル:タレント
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オサナイ(プロフ) - ううさん» うう様、とっても嬉しいコメントありがとうございます♡ARMYじゃなくても読んでくださったんですね! (2022年11月23日 12時) (レス) id: 2a01e4e00e (このIDを非表示/違反報告)
うう - ARMYではないのですが最高でした🥰 (2022年11月19日 23時) (レス) id: 9b3b28867b (このIDを非表示/違反報告)
オサナイ(プロフ) - まるさん» まる様、嬉しい感想ありがとうございますー(*´`*) (2022年5月6日 16時) (レス) id: 8d98d51d6c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - すごく面白いです!言葉のチョイスが最高です! (2022年5月1日 12時) (レス) @page28 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
オサナイ(プロフ) - もとのさん» ありがとうございますー!ダラダラ続いてしまってマンネリ気味ですが、最後までお楽しみいただけるように頑張ります^_^ (2022年4月17日 23時) (レス) id: ed8940f9ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オサナイ | 作成日時:2022年2月8日 18時

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