JK side ページ11
なんたることだ。
面談どうでしたって聞いたら、Vヒョンが骨抜きになって帰ってきた。
TH「次、ジョングガでしょ?ヌナに変なことしないでね」
え。
僕達味方同士じゃないの?
なんで僕、睨まれてるの?
JK「あの人とどんな話したんですか?捺印しろって脅されたり…?」
TH「話…ていうか…とっても気持ちよかったな…(中庭でピクニック)」
JK「え!!え?!」
TH「ジョングガ、手を出さないでね。あとイケメンだから覆面してって」
なぜか大仏のマスクを渡され、それを片手に最上階に向かう。
あの女…体を使ってまで僕達を追い出したいだなんて。
ふつふつと怒りが湧いてきた。
僕が懐柔されてしまったヒョンの敵討ちをしなければ…。
ベルを押すと、しばらくして、バタバタと足音が聞こえてきて、すごい勢いでドアが開いた。
『すみません、商談が長引いていて…ちょっと会議室に社外秘のものがあるので、こちらへ』
JK「え、こっち居住スペースだって…」
『大丈夫ですよ、遠慮なくどうぞ〜』
にこっと微笑んだAさん。
まさか、誘惑されてる…ってこと?
『そこのソファーでくつろいでいてください』
小さな背中の後ろに続くと、僕らの居住スペースと同じ間取りのリビングに通された。
革張りの白いソファーとか、無垢のテーブルとか、シンプルだけどセンス良く置かれていて、同じ間取りなのに全然違う空間みたい。
Aさんは、キッチンでお茶の準備をしている。
今日はブラウスにパンツスーツ。
ダイニングの椅子にはスーツのジャケットがかかっている。
ブラウスからキャミソールが透けていて、ちょっとえろい。
それに、女性の部屋なのに遠慮なくどうぞって、やっぱり無防備なんじゃないかって思う。
僕の肩くらいまでしか身長はないし、華奢だし。
今だって背後から組み敷いたら一発で…。
いや、なんでこんな想像しちゃうんだろ。
ヒョンのせいだ。
JK「あの、ヒョンは中庭だったって聞いたんですけど」
『ああ、あの方との密室は危険だと判断したので。ジョングクさんは大丈夫でしょう』
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オサナイ(プロフ) - ううさん» うう様、とっても嬉しいコメントありがとうございます♡ARMYじゃなくても読んでくださったんですね! (2022年11月23日 12時) (レス) id: 2a01e4e00e (このIDを非表示/違反報告)
うう - ARMYではないのですが最高でした🥰 (2022年11月19日 23時) (レス) id: 9b3b28867b (このIDを非表示/違反報告)
オサナイ(プロフ) - まるさん» まる様、嬉しい感想ありがとうございますー(*´`*) (2022年5月6日 16時) (レス) id: 8d98d51d6c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - すごく面白いです!言葉のチョイスが最高です! (2022年5月1日 12時) (レス) @page28 id: 2a0a7c4887 (このIDを非表示/違反報告)
オサナイ(プロフ) - もとのさん» ありがとうございますー!ダラダラ続いてしまってマンネリ気味ですが、最後までお楽しみいただけるように頑張ります^_^ (2022年4月17日 23時) (レス) id: ed8940f9ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オサナイ | 作成日時:2022年2月8日 18時