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ヌナの彼氏がストーカーの正体だってことにも、気付くまでそう時間はかからなかった。
何をしていたの、誰といたのって
確認するような発言が多かったり。
デート終わり、
さよならしたヌナの背中を尾行してみたり…。
なんというか…奴の執着とか不安のようなものを要所要所で感じたし、体型も身長も、特徴的な靴音も一致した。
ナムジュニヒョンに調べてもらったら、
アイツはヌナの高校の同級生で、
いじめられっ子だったらしい。
一度ヌナに庇ってもらったことがあったようで、
多分そこからずっとヌナのことを好きだったんだろう。
「やばい…。ヌナに教えてあげなきゃ!」
「お前バカなの?」
でも、忠告しようとしたら
テヒョンイヒョンに止められた。
「素性も分からないストーカーの言う事と国際弁護士の言う事、どっちを信じると思う?逆に意固地になって彼氏とうまくやろうとするかもしれない。やめといた方がいいと思うけどなぁ」
「でも危ないじゃないですか!どうしたら…」
「俺が誘惑して別れさせてあげよっか？」
黄金比率のイケメンすぎる微笑。
なんでこんな人に相談してしまったんだろう。
ぺろりと舌を出したヒョンを頭突きで沈めて、
僕はできうる限りの抵抗をした。
偶然アイツを顧問弁護士として雇っていた
プロボクサーの後輩に、
デートの日に呼び出してもらったり。
あえて見せつけるようにヌナと食事したり、
マンションの前に立って、
ストーカー行為を妨害したり。
変なアプリで位置情報を抜かれてるかもしれないから、ヌナのスマホを無理矢理洗濯機で洗ったりもした。
整形して、ヌナのことを調べまくって
ヌナの理想の男に近付こうとしてたようだけど、
そんなハリボテ、長くは続かないよね。
思い通りにならないヌナと、
邪魔な僕の存在で焦ったクソ野郎は、
ついに尻尾を出した。
「待ってたよ、ストーカーさん」
「…ッ!」
ヌナのマンションのロビー。
姿を見せないように潜んでいたら、
案の定、アイツが現れてヌナのポストに手をかけた。
「お前、最低だね」
「だ、誰だお前は!」
「あんたに選ばせてあげるよ。ボコボコにされて病院送りになるか黙って別れるかどっちがいい?」
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kiku(プロフ) - このお話を読んだ後またMV観たらお話とリンクしてボディガード設定にしか見えなかったです。キュンキュンしました。オサナイ様の想像力に毎度乾杯！ (10月12日 23時) (
レス) id: 5e67e06b21 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆ様、いつもありがとうございます♡私と共に打倒魔王ですねw来世に期待しましょうwモラトリアムの方、話し忘れたので見返して書き始めましたwまたお待ちしてます♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - りるさん» りる様、いつもありがとうございます♡付き合ったあとの喧嘩も書いてみたかったなぁと思いつつ、リハビリなのでここまでになりましたw今回も最後まで読んでいただき嬉しいです♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - reiさん» rei様、いつもありがとうございます♡逃避行した後でも色々喧嘩しながらずーーーっと大好きでいてくれそうですよね♡最後までお付き合いありがとうございました♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ｵｻﾅｲ様、ストーカーJK完結ありがとうございます✨来世でぜひ世界を救わせて頂きますので、再来世は爆イケJKに毎日毎分毎秒愛される人生をよろしくお願いしたいところです💖モラトリアムの続きを楽しみにしております😆 (9月2日 9時) (レス) @page50 id: 904312cb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2023年7月16日 13時
