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「ヒョン、頼むから俺を人殺しにしないでくれよ。Aに万が一のことでもあったら俺は犯人を挽き肉にしてキーマカレーにしてしまうかもしれねぇよ」
「いや、なに怖いこと言ってんの」
やば。
コイツ、頭ぶっ飛んでる。
「とにかく、金に糸目はつけない。条件は妹にバレないこと。バレて嫌われたら俺、生きてけない。俺の命もかかってるってこと忘れずにやってくれ。金は2人分出すから。その代わりバレたら全員キーマだからな」
手付金らしき小切手をさらさら書いて、
ソクジニヒョンの胸に押し付けたミンさん。
「ヒョン、この会社で最高の人材をアサインしてくださいよ?」
そう睨みを効かせて出ていった。
ドアが閉まった途端、
写真の取り合いが始まる。
「やっば!ジミナ見てコレ、かんわい♡俺のタイプ♡」
「テヒョンア、僕にも貸せよ。あ、かわいー♡ソクジニヒョン、この案件僕にやらせてください」
「落ち着けよお前達!てゆうか手ぇ出したらお前達がキーマなんだからね?!」
これは、チャンス。
「ヒョン!僕がやります!」
僕は写真なんて見てなかったけど。
報酬には確実に目がくらんでた。
「ヤー、ジョングガ。確かにお前は防弾エスコート社のホープだけどまだ経験が…」
「よく考えてください。僕以外に適任が居ますか?」
ヒョンが、うーんと考え込む。
だよね。
ホソギヒョンは新人教育で忙しくて、
ナムジュにヒョンは女性が苦手。
ジミニヒョンとテヒョンイヒョンは
キーマカレーコース一直線だし。
「コイツ、金ないんですよ」
ジミニヒョンにヘッドロックされて、
髪をぐしゃぐしゃにされる。
「金ないって…充分な賃金払ってるのに?」
「女にでも貢いでるの?」
いや、まさか。
結構真剣な顔でテヒョンイヒョンが心配してる。
「コイツの給料、ほとんど食費です」
「どんなエンゲル係数なの?!」
呆れるソクジニヒョン。
だって今のとこ食にしか興味ないし。
それで電気も止まりました。
「じゃあお前にお願いしようかな」
この時僕はまだ知らなかった。
これが僕の運命を変える出会いになること。
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kiku(プロフ) - このお話を読んだ後またMV観たらお話とリンクしてボディガード設定にしか見えなかったです。キュンキュンしました。オサナイ様の想像力に毎度乾杯！ (10月12日 23時) (
レス) id: 5e67e06b21 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆ様、いつもありがとうございます♡私と共に打倒魔王ですねw来世に期待しましょうwモラトリアムの方、話し忘れたので見返して書き始めましたwまたお待ちしてます♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - りるさん» りる様、いつもありがとうございます♡付き合ったあとの喧嘩も書いてみたかったなぁと思いつつ、リハビリなのでここまでになりましたw今回も最後まで読んでいただき嬉しいです♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - reiさん» rei様、いつもありがとうございます♡逃避行した後でも色々喧嘩しながらずーーーっと大好きでいてくれそうですよね♡最後までお付き合いありがとうございました♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ｵｻﾅｲ様、ストーカーJK完結ありがとうございます✨来世でぜひ世界を救わせて頂きますので、再来世は爆イケJKに毎日毎分毎秒愛される人生をよろしくお願いしたいところです💖モラトリアムの続きを楽しみにしております😆 (9月2日 9時) (レス) @page50 id: 904312cb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2023年7月16日 13時
