Seven Days a Week ページ36
【JK side】
最初は、ただ、金になると思ってた。
「あれ?ユンギヤー?」
会社のトレーニングルームで
テヒョンイヒョンとスパーリングしていた時。
ソファーでゾゾゾゾッて音を立てながら、だらだらとクリームソーダを飲んでいたソクジニヒョンが、突然大きな声を上げて立ち上がったから、僕たちは手を止めた。
なんだ?
ここに人が来るなんて珍しい。
色白の、なーんか怖ぁい雰囲気を醸し出した、
スーツの男が、ソクジニヒョンと軽くハグをした。
「テヒョンイヒョン、あの人誰ですか?」
「さぁー、全ッ然分かんない。でも怖そうだからマフィアか何かじゃないかなぁ?ねぇジミナ?」
「バカッ!ミンさんとこのご子息だよ!」
汗を拭いていたジミニヒョンが、
慌ててテヒョンイヒョンの口を塞いだ。
スーツの男がジロリとこちらを睨みつける。
ミンさん…?
ああ、たまにホソギヒョンとナムジュ二ヒョンが
ボディーガードしてる、ミンホールディングスの会長の…。
「お前が直接来るなんて珍しいじゃん。また会長さんのボディーガード?」
「いや、今日は別件です。俺の命よりも大切な妹の警護を依頼したくて」
ミンさんが、ソクジニヒョンと向かい合った
ローテーブルにドンと写真を置いた。
「え?えええええ!?この子がユンギの妹?!めっちゃ美人じゃん!細目の遺伝子どこいったよ?!」
ここからじゃ見えないけど、
ソクジニヒョンが騒ぐくらいには
容姿端麗らしい。
となると、女好きの先輩方は
黙ってないだろうなーなんて思ってたら
案の定口笛を吹きながら
さりげなーくテーブルに近づいている
ジミニヒョンとテヒョンイヒョン。
「こんな可愛い可愛い妹が、俺に黙って家を出ていったんだよ。強行突破で一人暮らしなんてしやがったんだよ。もう地球なんて爆発してしまえばいいのに」
「まぁこんな兄がいたら出て行きたくもなるよね…」
「そこでだ、ソクジニヒョン。妹に悪い虫がつかないように、半永久的に見張ってほしい。報酬は弾む」
む?
報酬は弾む?
「いや、ユンギ。気持ちは分かるけどさ。そんな四六時中警護ってなったら相当金かかるし妹ちゃんだって…」
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kiku(プロフ) - このお話を読んだ後またMV観たらお話とリンクしてボディガード設定にしか見えなかったです。キュンキュンしました。オサナイ様の想像力に毎度乾杯！ (10月12日 23時) (
レス) id: 5e67e06b21 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆ様、いつもありがとうございます♡私と共に打倒魔王ですねw来世に期待しましょうwモラトリアムの方、話し忘れたので見返して書き始めましたwまたお待ちしてます♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - りるさん» りる様、いつもありがとうございます♡付き合ったあとの喧嘩も書いてみたかったなぁと思いつつ、リハビリなのでここまでになりましたw今回も最後まで読んでいただき嬉しいです♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - reiさん» rei様、いつもありがとうございます♡逃避行した後でも色々喧嘩しながらずーーーっと大好きでいてくれそうですよね♡最後までお付き合いありがとうございました♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ｵｻﾅｲ様、ストーカーJK完結ありがとうございます✨来世でぜひ世界を救わせて頂きますので、再来世は爆イケJKに毎日毎分毎秒愛される人生をよろしくお願いしたいところです💖モラトリアムの続きを楽しみにしております😆 (9月2日 9時) (レス) @page50 id: 904312cb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2023年7月16日 13時
