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真剣な表情なのに、自分の顔の良さを隅から隅まで把握してるみたいな甘い瞳が、私にトドメを刺そうとしてる。
「ヌナが大好きなんです。もう離れたくないし、誰にも渡したくない。僕、寂しくて死んじゃいそうでした」
ジョングクの口ピアスが指に触れる。
「お願いヌナ、僕を好きになって?」
本当に…
なんて顔するの。
息ができなくなって、
激しく暴れる鼓動を聞かれるんじゃないかって
離れようとしたのに
大きな手が私の頬を包んで、
それを許さない。
「あの日のキスの続き…していいですか?」
ぐぐっと迫る無駄に端正な顔。
『ちょ、ちょっと待って!本当に…私…が、好きなの?』
元々大きな目をさらに大きくして、
唖然としたジョングク。
「え…?ちょっと驚きすぎてなんて言えばいいのか…。これまでの言動で分かりませんか?!!僕隠してませんよね?!」
『だ、だって…ストーカーはビジネスなんでしょう?』
私だって苦しかったよ。
この苦しさを治せるのはジョングクだけだよ。
だけど、あんたみたいにうまく伝えられない。
可愛く好きだなんて言えない。
あんたの気持ちが分からないから。
怖いから、余計にストレートに言えないよ。
「あー、そういうこと?!なぁんだ。良かった…ヌナが超ド級の鈍感体質かと思って一瞬ハラハラしました」
『…ハラハラ?』
「だって、あんだけ迫って気づかれないなら、これから下心丸出しでヌナに迫ってくる野郎にもホイホイ引っ掛かってしまいそうじゃないですか。まぁそんなことあったらこれからは全員もれなく骨折りますけど」
『何怖いこと言ってんの』
ジョングクが、ニコニコ笑いながら
私の目尻に溜まる涙を拭き取った。
「ヌナ、引かれたくなくて言いたくなかったんですけど…僕の契約は9時〜18時までです」
『…え?』
「それ以外は完全に僕の意志でヌナにつきまとってました♡安心しましたか?♡」
とろけそうな笑顔でえへへって
照れているジョングク。
『すんごく複雑な気持ちよ…』
「だけどヌナが僕のことで不安になってくれたなんて感激です」
腰を抱かれて、
引き寄せられる。
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kiku(プロフ) - このお話を読んだ後またMV観たらお話とリンクしてボディガード設定にしか見えなかったです。キュンキュンしました。オサナイ様の想像力に毎度乾杯！ (10月12日 23時) (
レス) id: 5e67e06b21 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆ様、いつもありがとうございます♡私と共に打倒魔王ですねw来世に期待しましょうwモラトリアムの方、話し忘れたので見返して書き始めましたwまたお待ちしてます♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - りるさん» りる様、いつもありがとうございます♡付き合ったあとの喧嘩も書いてみたかったなぁと思いつつ、リハビリなのでここまでになりましたw今回も最後まで読んでいただき嬉しいです♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - reiさん» rei様、いつもありがとうございます♡逃避行した後でも色々喧嘩しながらずーーーっと大好きでいてくれそうですよね♡最後までお付き合いありがとうございました♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ｵｻﾅｲ様、ストーカーJK完結ありがとうございます✨来世でぜひ世界を救わせて頂きますので、再来世は爆イケJKに毎日毎分毎秒愛される人生をよろしくお願いしたいところです💖モラトリアムの続きを楽しみにしております😆 (9月2日 9時) (レス) @page50 id: 904312cb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2023年7月16日 13時
