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”なんで気が合うなんて分かるの?”
”好きな映画も好きな食べ物も、服の趣味も同じだから”
”…ヌナってバカですよねぇ”
ジョングクの言葉が頭をよぎる。
私、
本当に、バカだ。
「Aのこと、ずーっと見てたよ。たくさんたくさん調べて、Aの理想の男になった。やっと…やっと付き合えたのに…」
やばい。
「なんで…身も心も…Aの全部、俺にくれないの?」
目つきがおかしい。
逃げようと背中を向けると、
腕をつかまれて引き倒された。
後頭部を床に打ち付けて、
くらりと視界が歪む。
「それどころか…」
『うッ…』
腹部に跨った奴が、
私の手をロープできつく縛り上げた。
最悪。
身動きがとれない。
逃げられない。
「あの…タトゥー野郎が…邪魔ばっかりしてきやがって…!」
『え…?』
タトゥー…って。
ジョングクのこと?
「アイツがAにつきまとうからッ。マンションにも入れないし…電車でAに触ることもできなくなったんだッ」
満員電車で、私を守るように腕の中に閉じ込めたジョングクの香りがふっと頭をよぎる。
“もう怖くなくなりましたか?”
“ほらね、僕以上にあなたを守れる人なんていないんだから”
「Aの彼氏は俺なのに!別れろってッ!好きなだけぶん殴らせてやるからって…何回殴っても、何度も何度も立ち上がってきやがって!頭おかしいんだよ!」
涙が溢れた。
ジョングク…。
あの日の怪我…。
私を守るためだったの?
それなのに何も言わないで…。
それどころか花束もくれて…。
涙が溢れて止まらないまま、
縛られた両手を持ち上げられて、
床に押し付けられた。
「AもAだ!こんなに愛してるのに…別れるだなんて…裏切り者ッ!」
『…ッ』
右手が私の首を掴んで、
じわじわ力を込めて締め上げていく。
コイツ…
もしかして。
『ド…アッ』
「え?」
『血文字…も、あんただったのね』
ジョングク。
あの時、消そうとしてくれてた?
必死で手で拭き取ろうとしてた?
なのに…私…
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kiku(プロフ) - このお話を読んだ後またMV観たらお話とリンクしてボディガード設定にしか見えなかったです。キュンキュンしました。オサナイ様の想像力に毎度乾杯！ (10月12日 23時) (
レス) id: 5e67e06b21 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆ様、いつもありがとうございます♡私と共に打倒魔王ですねw来世に期待しましょうwモラトリアムの方、話し忘れたので見返して書き始めましたwまたお待ちしてます♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - りるさん» りる様、いつもありがとうございます♡付き合ったあとの喧嘩も書いてみたかったなぁと思いつつ、リハビリなのでここまでになりましたw今回も最後まで読んでいただき嬉しいです♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - reiさん» rei様、いつもありがとうございます♡逃避行した後でも色々喧嘩しながらずーーーっと大好きでいてくれそうですよね♡最後までお付き合いありがとうございました♡ (9月11日 20時) (レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ｵｻﾅｲ様、ストーカーJK完結ありがとうございます✨来世でぜひ世界を救わせて頂きますので、再来世は爆イケJKに毎日毎分毎秒愛される人生をよろしくお願いしたいところです💖モラトリアムの続きを楽しみにしております😆 (9月2日 9時) (レス) @page50 id: 904312cb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2023年7月16日 13時
