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「やりがいがありますわね」
やりがいとは?!
美女の一人が私の顔にクリームを塗りたくり、
一人がカッサを滑らせる。
さらにクリームを塗っていたお姉さんが、
今度はスチームを当て、リンパを流し始めた。
『うう…一体何が…』
「お口を閉じてくださいませ」
「目も閉じて」
『ふぁい…』
言われるがまま、
美女達に身を任せること一時間。
ジミンさんが車を停め、
ドアを開けてくれた。
此処は…ホテル?
多分相当VIP。
専用の入口に専用の駐車場。
ドアマンが恭しく一礼をしてくれただけで
ピリッと緊張した。
なんでこんな所に?!
「むくみ、マシになりましたね」
『はぁ…。ジミンさん、此処は…』
「さて、もう時間がないので説明はあとです」
またグイグイと手を引かれて
シャンデリアが豪華な一室に
投げ込まれたかと思えば、
「失礼致しますわね」
「まぁ、綺麗なお嬢さん」
ご年配の上品なマダム二人が
私の服を無造作に脱がせ始める。
『いやぁぁああ!ジミンさん!ジミンさーん!』
「そんな声出さないでください、興奮したらどうするんです」
パーテーションの向こうからジミンさんの声。
悲鳴で興奮ってやっぱりちょっとおかしいこの人。
『だって!私…今ッ脱がされてるんです!しかも…ぐぇっ!』
コルセットを締め上げられ、
お腹がぐっと狭くなった。
い、息ができないッ。
「とにかく、お着替え中は私も伺えませんので。大人しく着せ替えられてください」
『着せ替えって…』
マダムがニヤニヤ笑ってる。
手には緑に近いアッシュブルーのマーメイドドレス。
背中がぱっくり開いた、目玉が飛び出るくらい高そうなドレスに当然のごとく着せ替えさせられたかと思えば、今度は鏡台の前に座らされて髪をくるくる巻かれた。
さらに、メイクさんまでやってきて、
顔にどんどん色が重ねられていく。
「あらあらまぁまぁ、本当にお美しい」
「さすがソクジニ坊っちゃんの婚約者ね」
ソクジニ坊っちゃん?
ソクジンさんの関係者の方?
マダムに手を引かれて鏡の前に立つと
まるで別人になった自分がいて驚いた。
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ｵｻﾅｲ(プロフ) - kikuさん» kiku様、いつもありがとうございます♡お返事が遅くなりすみません(T_T)喜んでいただけてなら何よりです♡ (7月12日 23時) (
レス) id: 9bd3cb808b (このIDを非表示/違反報告)
kiku(プロフ) - 完結おめでとうございます祝！いやぁ〜もうこのお話は全人類女子の夢と希望が詰まりすぎてますね！読んだ人皆んなが幸せになって涙ぐんでると思います。あ〜♡ありがとうございます。大好き♡ (5月21日 22時) (レス) id: cbb83e9a02 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ちさん» ち様、いつもありがとうございます♡でぇ好きwwwww吹きましたwww じみんしぃ私も好きなんですよ。。短編でなにか書きたくなってきましたw (5月21日 21時) (レス) id: b6f6dfd1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ち(プロフ) - 今宵も、でぇ(大)好きなｵｻﾅｲ様♡完結からのご褒美続編からの完結、お疲れ様でしたとありがとうございました♡このお話読んで何故か執事じみんしぃが恋しくなり何度も読んでるのに一晩で読んでしまいました案の定寝不足でございますんwww (5月21日 3時) (レス) id: 24c43e5b1a (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - mikadokarula199さん» mikadokarula199様、コメントありがとうございます♡執事ジミンのお話を書いたことがありますのでよろしければ!秘書ジミン版もなにか書きたくなりましたw (5月18日 23時) (レス) id: b6f6dfd1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2023年4月10日 22時
