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「とにかく、今日はAさんをご自宅までお送りします。…全く。こんなにマスコミに注目されている中で女性を連れて帰るなんて…社長のファンクラブの人達にAさんが何かされたらどうするんです?」
『え』
ジミンさんが、エンジンをかけながら
さらっとすごいことを言った。
『ソクジンさん…ファンクラブあるんですか?!』
「公式じゃないけどね。本当にハンサムって罪だよね。公然ハンサム罪でそろそろ法の下で裁かれるんじゃないかと我ながら心配だよ」
うん。
言ってることはどう考えてもおかしいのに、
足を組んで真面目にキメ顔をするソクジンさんは、
悔しいことに完璧すぎるほどハンサムだった。
車窓から流れる景色と、
赤いテールランプと、
街路樹のイルミネーション。
それらをぎゅっと詰め込んだ瞳は、
この上なく美しい。
そっか、よくよく考えなくても私、
分不相応なんだな。
ミンソさんは大丈夫なのだろうか。
「そういえば」
シートに置いた手の上に、
ソクジンさんの手が重なる。
「テヒョンが…僕の弟が君に会いたいって言ってるんだ。紹介してもいい?」
『え!』
少し伏し目がちに、
でも嬉しそうにはにかんだソクジンさん。
『すごい!あの、仲があまり良くないって言ってた弟さんですよね?!』
「そう、珍しく僕の婚約者に会いたいって」
それって、弟さんがソクジンさんに
関心を示してるってことだよね?
『是非お会いしたいです!』
「良かった。一緒に食事でもどうかと思って。僕の家に招待して…僕が何か作ろうと思うんだけど」
可愛いな。
楽しみにしてるのが表情ですぐ分かる。
『とっても素敵なアイディアだと思います!』
ソクジンさんの手料理か。
テヒョン君、きっと喜ぶよね。
一体どんな子なんだろう。
「ああ、でも心配だな」
『心配?』
重なった手が、
ぎゅっと私の指を握った。
「もうカトクで誘っちゃったけど…君がテヒョンに惚れてしまったらどうしよう」
『惚れる…?私が、ですか?』
顔は笑ってるけど、
トーンは冗談めいてないような…。
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ｵｻﾅｲ(プロフ) - 鹿さん» 鹿様、いつもありがとうございます♡わーいwwテヒョンペンの私としては狂喜乱舞でございますwwwいらっしゃいませ← (2023年4月10日 23時) (
レス) id: b6f6dfd1a4 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - ちょっと待ってくださいソッチニは勿論だけどテヒョンイが好きになってきてしまったんですけど…ｵｻﾅｲさんが恐ろしいです… (2023年4月10日 4時) (レス) @page50 id: dcf0035740 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - 鹿さん» 鹿様、こんにちはー♡コメントありがとうございます!♡ソッチニ頬ガリガリになってますwwwこれからジミンしぃが救済してくれる…のか?!w引き続きお付き合いいただけますと嬉しいです♡ (2023年4月6日 11時) (レス) id: b6f6dfd1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ちさん» ち様、お久しぶりでございますー♡お元気ですか?ジミンしぃがなんかしてくれそうな予感ですよね♡←お前次第 本当にそれですまさにジョングクも弟とは思えない甘さになりましたww私なら秒で逃避行ですw (2023年4月6日 11時) (レス) id: b6f6dfd1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - tiroさん» tiro様、初めまして!コメントありがとうございます♡幸せになって私に爆笑しましたwww癒やしをありがとうございますwwww他のお話もアラだらけなのでご容赦くださいませwww (2023年4月6日 11時) (レス) id: b6f6dfd1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2023年2月5日 14時
