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「A?」
さっきよりもぐっと優しい声のジミン。
壁についていた手を離して、俯いた私の頭を撫でた。
「俺らって、そんな頼りない?Aが困ってる時、俺らはなんもできない?」
『違う!違うよ!二人は…最高の同期だよ!むしろ大好きだから…その…』
「…俺らのせいで、嫌な思いしたんだよね?」
『え?』
ふわり、とテヒョンに抱きしめられる。
「ごめん、本当は知ってた。あの先輩達に、意地悪されちゃったね?よしよし」
テヒョンの腕の中で、
動揺を隠せない私。
「A、ごめん。もっと気を付けて見てなきゃいけなかったのに」
『え、なんでジミンが謝るの…違うよ、私が馴れ馴れしかったから』
「は?何言ってるの?」
「何言われたか分からないけど、俺達はちゃんと自分の意思でAと一緒に居るんだよ?Aといると楽しいから一緒に居るんだよ!」
テヒョンとジミンが、
また悲しそうに眉を顰める。
「俺達のために、離れようとしてるなら、そんなの絶対だめだよ?」
『でも…そしたら二人が…悪く言われちゃうかもしれない…』
「別にそんなの痛くも痒くもないよ。それに、俺達なぁんにも悪いことしてないでしょ?なのに、俺達が我慢するのは違くない?」
今度はジミンがテヒョンを押しのけて、
ぎゅっと肩を抱いた。
「Aはどうしたい?俺達ともう関わりたくない?周りの声とかはどうでもいい。Aの声を聞かせてよ」
私…。
私は。
『ジミンとテヒョンと…一緒に居たい…』
ちょっとだけ声が震えてしまった。
二人はそれを察したように、
顔をまた合わせて、困った顔をして笑った。
「ほらーだから言ったじゃんジミナァ!Aは俺達のこと嫌いになってないよって!あんな不安な顔してオロオロしちゃってさー」
「うっさい、今その話すんな」
「Aに何があったのか、昨日一日探偵みたいにずうーっと調べてたんだよー笑。あんな必死なジミナ初めて見たよ俺はー」
「お前だって1年に1回あるかないかの真剣な顔で調べてた癖に」
「俺はいつでも真剣ですぅー。あー昨日のジミナAに見せてあげたい。写真撮っときゃ良かったぁ」
「お前、あとで覚えとけよ」
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ｵｻﾅｲ(プロフ) - megcokinoyama02さん» megcokinoyama02様ww読み返していただきありがとうございます!手の大きさまでww吹き出してしまいましたww楽しんで頂けて嬉しいですー^_^ (2022年11月17日 3時) (
レス) id: 2a01e4e00e (このIDを非表示/違反報告)
megcokinoyama02(プロフ) - 今ですね、同居人ロスの私はもう一度作品を読み返しておるのですが、読み返してもやっばり胸がギュンとして会話のテンポが好きでグクの手の大きさまで想像できちゃって本当に本当に素晴らしい作品です。ご馳走様です！いつかネッシーＴシャツが見てみたい！ (2022年11月16日 23時) (レス) @page32 id: c550134bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - 凛さん» 凜様、いつもありがとうございます♡続ジミナターンです!w (2022年10月2日 2時) (レス) id: 5bc8bd2025 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - nnonnoさん» nnonno様、いつも遊びに来てくださりありがとうございます♡変な時間に更新してすみませんw引き続き楽しんでいただけるように頑張ります♡ (2022年10月2日 2時) (レス) id: 5bc8bd2025 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - りるさん» りる様、いつもありがとうございます♡一刻も早く壁をうさぎジャンプしてくれといいのですが←お前次第。3でも宜しくお願い致します^_^ (2022年10月2日 2時) (レス) id: 5bc8bd2025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2022年8月29日 17時
