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「まぁ危機感持つような奴だったら男と住まないか。だったらそいつに食べられる前に、俺が食べよっかな」
『はい?!』
私の肩にうなだれたグク。
かと思えば、うなじにチュッとキスをされて、
もう、頭が、オーバーヒートしてしまって。
『なななななん、なん、なにしてッ』
「…俺も熱出た」
『は?!』
今度は、ぐりぐりと額をすりつけてくる。
『ちょ…!くすぐったい!熱って、さっきまでバカみたいにピザ食べてたじゃん!』
「じゃあ、お腹痛い」
『じゃあって…』
「頭痛い。喉も痛い。内臓爆発した」
『…ボマーにでも触られたの?』
「うん、もうそれでいい」
『なんで面倒くさくなってんのよ』
とにかく私行くからねと、
グクの両肩に手をおいて引き剥がすと、
「もういい…バカ、バーカ!」
なんとも語彙力のないキレ方で、
そっぽ向いて、自分の部屋に入ってしまった。
本当に、一体どうしたんだ、この人。
とりあえず着替えようとした時、
テヒョンからまた電話が来た。
《Aー、ごめん、やっぱ来なくていいやぁ》
『どうしたの?』
《ジミンに怒られた。こんな時間にAを一人で歩かせるなってぇー》
『いや、私は大丈夫だけど…』
《ううん、ジミンが来てくれるみたいだからへーき。ごめんねぇ》
『そっか、明日お見舞い行くからね。あったかくして寝るんだよ?』
《えへへ、本当に?A大好き。待ってるねぇー》
ふぅ、とため息を、ついて電話を切ると、
細ーく開けたドアからこちらを覗いている
グクとバッチリ目があった。
「行かないの?」
『うん、他の同期の子が行ってくれるって』
「ふーん…………あっそ」
今度は機嫌が回復したようです。
少しだけ顔が出てきました。
ちょっと笑える。
『あ、でも明日は行くからね。お迎え、いらないよ』
私がそう言うと、ダンダンと足を鳴らして
冷蔵庫に向かったグクは、
カレンダーの明日の日付にデカデカと
丸を描いて、これみよがしに私に見せた後、
吹っ飛びそうなほど力強くドアを閉めて、
そのまま出てこなくなった。
うん。
なんで怒ってるの?
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ｵｻﾅｲ(プロフ) - namiの部屋さん» namiの部屋様、嬉しいコメントありがとうございます^_^サディスティックなグクちゃんもいいですよね♡わかりみが深すぎますw (2022年9月24日 21時) (
レス) id: 5bc8bd2025 (このIDを非表示/違反報告)
namiの部屋(プロフ) - まだ読んでる途中なんですけど我慢できずにコメントさせていただきました！何年もうらつく愛読してますが久しぶりに私のドストライクの小説と出会えました！！このドSグクのキャラ最高です大好きです！引き続き楽しく読ませていただきます！更新頑張ってください！ (2022年9月24日 14時) (レス) @page13 id: bde19c8f5c (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ukさん» uk様、勿体ないお言葉ありがとうございます;勿体なさすぎて焦りますwこれからも悶絶していただけるようにw、頑張って更新しますー! (2022年9月3日 11時) (レス) id: 507e311f10 (このIDを非表示/違反報告)
uk(プロフ) - て、天才なのでしょうかと何度も思いました。ｵｻﾅｲ様の書くグクが可愛くてかっこよくて何度悶絶したか…。続きを読むのを楽しみにしてます。 (2022年8月31日 18時) (レス) @page50 id: 1deb3068ed (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - せなさん» せな様、感想ありがとうございます♡勿体ないお言葉でございますッ。グクテテ、バチバチしてますね笑 たくさんたくさんバチバチします、これからもきっと笑 (2022年8月30日 19時) (レス) id: c4780ee8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2022年8月11日 19時
