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…さて、どこまでだったら許されるんだろう。
むしろとっくにアウトなんだろうけど、挿れなきゃギリオッケーか?
なんて考えていたら、脱衣所に置いてきた俺のスマホが鬼のように鳴りはじめた。
『…ジミン…鳴ってる…』
「はぁ…この尋常じゃない連続コール、旦那様ですね(ﾁｯ)」
軽く体をふいて、スマホを見ると、案の定、旦那様の名前が光っていた。
娘の危機に虫の知らせでもあったのだろうか。
金持ちって本当、悪運が強いよな。
ちょっと笑える。
まぁ、さすがにお嬢様の初めてをバスルームで、なんて訳にもいかないし、止めてもらえてよかったかもだけど。
「遅くなりました旦那様」
《お前クビな、遅すぎ。俺からの電話は1コールで出ろっつったろ?むしろ1コール鳴る前に出ろ》
「それは無茶というものです」
《はいー、俺に口答えしたからクビー》
「お元気そうでなによりでございます」
相変わらず強烈な親父だな。
本当、下手なヤクザよりタチが悪くていけない。
でも、めっちゃイケメンなんだよな。
外面だけはマジで良いし。
《俺の可愛い可愛い可愛いAちゃんは元気?今日のレポート遅すぎだろうが。こっちは1時間も前から正座してAちゃんの写真待ってんだよ》
「お嬢様もお元気でいらっしゃいます」
《当然だろ。こないだみたいに風邪ひかせたら大根と一緒に擦りおろしてやるからな》
マジでやられそうでめっちゃ怖いんですけど。
本当、お嬢様と顧客以外には無駄な愛想なんて一切振り撒かないんだから、いっそ清々しいわ。
「して、なにかご要件があったのでは?」
《そうそう、来週取引先の新製品発表のレセプションパーティーがあるんだよ。俺宛に招待状届くだろうから、Aちゃんに参加してもらって。大事なパーティーだけどまだそっちに帰れないから》
「かしこまりました」
《いつものことだけど、お前はAちゃんに悪い虫がつかないように、その細い目ン玉おっぴろげてしっかり見張っておくように》
一瞬ギクッとしたものの、いつも通りの返事を返して、お祝いに何を贈るか打ち合わせをした。
そして最後に確認を。
「旦那様」
《なに》
「もしお嬢様に恋人ができたらどうします?」
《決まってんだろ》
旦那様が、凍てつくような声で言った。
《五体バラバラにしてやるよ》
これは…マジでやばいヤツ。
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ｵｻﾅｲ(プロフ) - Reaさん» ありがとうございます!^^何度も読んでくださったんですね!無事に終われてほっとしました、またお付き合いいただけるように頑張ります! (2022年7月30日 19時) (
レス) id: c4780ee8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - しずくさん» わーありがとうございます♡最期までお付き合い頂けて嬉しいです^^ (2022年7月30日 19時) (レス) id: c4780ee8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - パパさんさん» いつもありがとうございます!パパとの絡み、書いてみますねw (2022年7月30日 19時) (レス) id: c4780ee8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - jk903さん» 嬉しいご感想ありがとうございます♡楽しんでいただけて、とても幸せです♡ (2022年7月30日 19時) (レス) id: c4780ee8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ｵｻﾅｲ(プロフ) - ips403さん» いつもありがとうございます♡無事に終わることができました、最期までお付き合いありがとうございました^^ (2022年7月30日 19時) (レス) id: c4780ee8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｵｻﾅｲ
| 作成日時：2022年6月12日 13時
