地獄へいざ参る Part 4 ページ37
?「あ、鬼灯様」
可愛らしい声が聞こえてきた
鬼灯「おや、芥子さん。どうしたんですか?」
芥子「今日はもう仕事が終わったのでちょっと歩いていただけです。あれ?そちらの方は?」
『兎さんが喋ってる…声、可愛い…』
芥子「声が可愛いなんて、照れますね」
鬼灯「こちらの方は、有名なかちかち山の兎、芥子さんです」
『かちかち山?あ、狸が糞なことをして兎さんに復讐されるヤツですよね?あれ、何度見ても狸に腹が立って…まさか、兎さんご本人と会えるなんて…』
芥子「私と同じ考えの方と出会えて嬉しいです。私は芥子と言います。以後お見知り置きを」ぺこり
『私はAと言います。芥子さん、よろしくお願いしますね』
唐瓜「ところで鬼灯様。Aさんを連れて何をするつもりですか?」
鬼灯「あぁ、忘れてました。Aさんは現世ではとても有名な料理人なんですよ。なので、料理を作ってもらおうと」
『助けて下さったのでお礼にっと思ったんです。あ、皆さんも食べますか?』
茄子「いいのー!?!!」
『はい。人が多いほど食事は楽しいものです。食べた方が笑顔になってくれるのなら、尚更嬉しいです』
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作者名:Iuna | 作成日時:2017年9月23日 10時