4話 ページ5
サイタマ「つーか、マスクさんってなんだよ」
『ん？アマイマスクさんのこと。
前に雑誌で一緒になった時に、変に気に入られたの。
それから面倒臭いぐらいに誘ってくる』
サイタマ「誘い？」
『うん、一緒にドラマに出ないかい？、とか』
夕食も食べ終え、お父さんと一緒に会話をしている。
ジェノス君は食器を洗ってくれてるよ！
『あ〜…明日は学校か〜…面倒だよぉ〜…』
サイタマ「なんで？」
『学校中の人が、誰々のサインが欲しい〜、とか媚びてくる奴とか。
殴り飛ばしたくなる』
サイタマ「ほぉー、学生は大変だな」
『軽い…』
私達が話していると、ジェノス君が戻ってきてお風呂が沸いた、と言われた。
ので、お風呂に入っています！
『…雄英、ね…』
高校は別に決めてなかったから、良いんだけど…面倒臭いよね、絶対に。
寮生活じゃないのが、救いだけど…。
ヒーローの仕事が来た時、勝手に抜け出すけどいいよね？
一応私はヒーローだし。
『てか、
ややこしい！！』
お風呂で声を出すと、結構響く。
『はぁ〜…言っても仕方ないか』
湯船から出て、タオルで体を拭く。
髪を乾かして、部屋に戻る。
窓を開けて、風に吹かれる。
『…お母さん、私…頑張るよ』
昔、死んだ人は星になる、と言われた。
それが嘘だとは知っていても、星を見てしまう。
星を見て…お母さんを思い出して…泣きそうになる。
でも、泣かない。
お父さんだって、あの日以来泣いてないんだから。
…私がお父さんの涙を見たのは、1度だけ。
ジェノス君は無いらしい。
お母さんも1度だけ見たそうだ。
私が生まれた日に、お父さんはお母さんの前で泣いたらしい。
そんな、余り泣かないお父さん。
泣いたら、お母さんも心配するもんね。
あの日した、お父さんとの約束は守り抜きたい。
『…夜は苦手だ。
暗くて…感傷に浸っちゃう』
窓を閉めて、私はベッドに入る。
窓は閉めたはずなのに、風が吹いた気がした。
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Iuna(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！頑張ります！！！！ (2019年5月28日 18時) (
レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - こっちのお話も凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年5月28日 18時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 退廃さんさん» ありがとうございます！凄く丁寧に…！！私の方が心が温まります！これからも頑張りますので、宜しくお願いします。 (2019年5月24日 8時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
退廃さん(プロフ) - コメント失礼致します。好きなジャンル同士のコラボ、設定に惹き付けられて作品を読ませていただきました。師弟の夢主ちゃんへの愛に心が温まります、素敵な作品をありがとうございます。陰ながら応援しております。 (2019年5月23日 22時) (レス) id: 5db8e61afb (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - Asterisk@あーちゃんさん» ありがとー！ワンパンマンはいつか書きたい、て思ってた！ (2019年5月20日 8時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Iuna
| 作成日時：2019年5月19日 21時
