ヒーロー協会 ” の ” Ｎｏ．1 ヒーローの娘【ワンパンマン × ヒロアカ】

17話 ページ18

時間は少し遡り…。


Aが去った後の教室は…。


緑谷が興奮状態だった。


頰を赤く染め、嬉しそうにブツブツと言葉を紡ぐ。



麗日「たしか、ヒーロー協会のS級やんな」



飯田「彼女は既にヒーロー…。

俺たちの先を行っているのだな」



瀬呂「子供の時からだよな？

No.1 ヒーロー サイタマの子供って事で話題だったよな、昔は」



切島「でも、父親の力じゃ無くて自分の力で上に登り詰めてんだろ？

すげぇよな」



彼らが口に出すのは、雪月Aへの尊敬。


Aの考えとは、真逆だった。


オールマイトや他のヒーローに憧れを抱くのと同じく、彼らはAに憧れていた。


同じ歳。


そんなAが一人のプロヒーローとして、前線に出ている。


最初こそ批判などもあったが、今は応援や憧れる者も多い。


まだ幼い女の子が懸命に立ち向かう姿は、日本中を感動させた。


それもあって、Aに憧れる者は少なくないのだ。


それは…一人の少年もまた、同じだった。



轟「…」

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