3話 ページ4
愛染も和泉守も、笑っている。
だからか、釣られて小さくだけど笑えた。
『…守ってくれて、有難う』
そう、心から云えた。
きっと、二人が居なかったら私は…どうなっていたのかな?
こうして、少しでも笑えたのかな?
有難う、二人共。
少しだけ余裕が出来たよ。
其れから、二人に勧められておにぎりを食べた。
そして此れからの事を相談した。
愛染「時の政府とは連絡はつかないのか?」
『うん。
完全に切り離されてる。
多分、否、十中八九裏で誰かが操ってる。
遡行軍だけが本丸の結界を破れる筈がない』
和泉守「どーすんだ?
時の政府と連絡がつかねーなら、身動き出来ねぇぞ?」
『最悪、現世に行って情報を集めるしかない。
審神者の仕事でお金ならあるし…生活面では何とかなるよ』
愛染「まぁ、敵に居場所が知られてる以上此処から離れた方が安全だよな」
『私もそう思う。
居場所が知られてるなら、新しい勢力が来る前に移動しないと』
そして私たちは必要最低限の物を持って現世に向かった。
本丸から現世に繋がった場所は、古びたて手入れのされていない社が或る処だった。
少しだけ手入れをして、夜のヨコハマを歩いた。
愛染と和泉守には、刀に戻って貰った。
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躪 - 大丈夫です。ありがとうございます! (2019年6月8日 7時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 躪さん» ありがとうございます!リクエストの方は、明日ぐらいに公開しようと思っています。リクエストの時より、だいぶ変わってしまいました。申し訳ございません。 (2019年6月8日 0時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
躪 - 完結おめでとうございます!リクエストの件はどうなりましたか? (2019年6月7日 22時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - Asterisk《あすたりすく》さん» ありがと〜!!(≧▽≦) (2019年6月7日 18時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
Asterisk《あすたりすく》(プロフ) - 完結おめでとう〜! (2019年6月7日 18時) (レス) id: 13131826f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Iuna | 作成日時:2019年5月17日 21時