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21話 ページ22

*


人を殺した事は、正直に云うと忘れていた。


でも、過去は無意識のうちにしてしまったからよく分からなかった。


けど、今は違う。


自分の意思で、彼女らを殺した。


刀剣男士達を利用した。



『…染まっちゃったな』



誰も居ない大広間で、私は声を出す。


自分の異能力は嫌いだ。


簡単に人を殺せる。


でも、其の力に感謝をしている私も居る。



和泉守「…主、そろそろ殺らねぇと。

彼方さんもそろそろ時間だ」



『分かってる』



和泉守や愛染は怖くないのかな?


私は…貴方達より簡単に人を殺せる力を持っているのに。



愛染「主さん。

主さんがどんな人でも、俺達の主は主さんだ。

其れを忘れないで」



愛染が私の瞳を真っ直ぐに見つめる。


其の瞳が眩しくて…。


少しだけ羨ましくも思った。



『うん、有難う。

そろそろ、行こっか』



審神者になったのは、現世から逃げたかったから。


でも、今は…。


現世に未練もなく、唯彼らと共に過ごしたい、と願うようになった。


変わったな、私は。


そう、実感しながら私は歩く。


殺すべき審神者の元に。

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- 大丈夫です。ありがとうございます! (2019年6月8日 7時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 躪さん» ありがとうございます!リクエストの方は、明日ぐらいに公開しようと思っています。リクエストの時より、だいぶ変わってしまいました。申し訳ございません。 (2019年6月8日 0時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
- 完結おめでとうございます!リクエストの件はどうなりましたか? (2019年6月7日 22時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - Asterisk《あすたりすく》さん» ありがと〜!!(≧▽≦) (2019年6月7日 18時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
Asterisk《あすたりすく》(プロフ) - 完結おめでとう〜! (2019年6月7日 18時) (レス) id: 13131826f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Iuna | 作成日時:2019年5月17日 21時

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