13話 ページ14
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太陽の日差しで目が覚めた。
見覚えのない部屋で、起きた時に必ずある人が居なくて…。
一気に頭が覚める。
加州が居ない。
其れがどれだけ私の心を揺らがすのか。
『…清光…』
どれだけ霊力があっても、使えないと意味が無い。
結界だって、もっと強いものに出来たはずなのに。
如何して…気付かなかったんだろ…。
気付いてさえいれば…私は…私達は…。
何も奪われなかったのに…。
『…絶対に…殺す…』
私の家族を奪ったんだ。
絶対に後悔させて、絶望の中で殺してやる。
布団から出て、部屋にある机を見ると携帯が光っていた。
差出人は森鴎外。
仕事の内容が記載されていた。
『…組織の破壊…。
御丁寧に地図迄あるし…』
全体の構造を頭に入れ、作戦を考える。
大丈夫。
家族を取り戻す為なら…人だって殺せる。
否、殺してみせる。
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躪 - 大丈夫です。ありがとうございます! (2019年6月8日 7時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 躪さん» ありがとうございます!リクエストの方は、明日ぐらいに公開しようと思っています。リクエストの時より、だいぶ変わってしまいました。申し訳ございません。 (2019年6月8日 0時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
躪 - 完結おめでとうございます!リクエストの件はどうなりましたか? (2019年6月7日 22時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - Asterisk《あすたりすく》さん» ありがと〜!!(≧▽≦) (2019年6月7日 18時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
Asterisk《あすたりすく》(プロフ) - 完結おめでとう〜! (2019年6月7日 18時) (レス) id: 13131826f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Iuna | 作成日時:2019年5月17日 21時