9話 ページ10
三人は意味が不思議そうな、理解できない、と云いたげだ。
和泉守「で、話は終わりか?」
森「え、嗚呼…もう終わりだよ。
仕事は連絡を入れるから、此処に連作先を書いて貰えるかな?」
私は机に近付き指定された紙に連絡先を書く。
森「有難う。
連絡は朝からお昼迄に。
仕事は夜に」
『えぇ、分かりました。
嗚呼、余り此方を散策しないで下さいね?
…命の保証は出来ませんから』
森「…如何云う意味かな?」
『只の忠告ですよ。
刃は何時でも牙を向きます。
頭の片隅にでも入れておいて下さいね?』
少し見えた和泉守と愛染の顔は…真顔だった。
此れで少しは威嚇出来たかな?
其れとも火に油を注いだかな?
首領部屋から出て、本部から出る。
『…はぁ、違う人格を演じるのは疲れる』
愛染「お疲れ様!
流石、主さんだな!
一瞬別人に見えたぜ」
和泉守「まぁ、時の政府の役人にはあんな感じだったけどな」
『其れは無意識だった…。
却説、今は仮住まいを探さないとね』
私達は不動産屋を探した。
お店は存外簡単に見つかって、すんなり契約出来た。
其の後に家具を見て、借りた部屋に向かった。
部屋は三人で使うには十分な広さ。
買った物をしまい、くつろいだ。
愛染「今回は俺と和泉守で人間を切れば良いんだな」
『うん、ごめんね』
和泉守「主が謝る事じゃねぇだろ。
元々、俺らは人間を切る為の道具だ。
詰まりは間違っちゃいねぇ」
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躪 - 大丈夫です。ありがとうございます! (2019年6月8日 7時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 躪さん» ありがとうございます!リクエストの方は、明日ぐらいに公開しようと思っています。リクエストの時より、だいぶ変わってしまいました。申し訳ございません。 (2019年6月8日 0時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
躪 - 完結おめでとうございます!リクエストの件はどうなりましたか? (2019年6月7日 22時) (レス) id: 38888895ed (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - Asterisk《あすたりすく》さん» ありがと〜!!(≧▽≦) (2019年6月7日 18時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
Asterisk《あすたりすく》(プロフ) - 完結おめでとう〜! (2019年6月7日 18時) (レス) id: 13131826f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Iuna | 作成日時:2019年5月17日 21時