百二十三話 ページ24
『へっ？』
轟「あ、いえ…双子の弟さんと戦ってるのを見てて…俺達じゃ到底追い付けないぐらい強かったので…」
『！…別に強くないよ』
轟「強いです」
『断言するのか…。けど、言えるとすれば…使い方を知ってるからかな？』
轟「？俺も知ってます」
『嗚呼そうじゃないよ。君の力は確かに強い。其れこそ緑谷出久よりもね。けどさ、君は大雑把なんだよね。
もっと工夫しないと。単純な攻撃は直ぐにパターンがバレる。
瀬呂範太の試合の時の様に氷を出しても無駄。かと言って少量も意味が無い。
ならさ、適切な量を瞬時に判断する必要がある。
敵との戦いは油断出来ない。一瞬で全てを把握して判断する必要がある。
もっと、良く自分の力を知らないと。
其の力は君の身体の一部でもあるんだから』
轟「なるほど…」
『まあ、君のやりたい様にやれば良いんじゃない？君の人生なんだしさ。誰かに決めてもらうのは、詰まらないよ。
……君の見てる世界が広がると良いね』
轟「せ、かい…」
『うん、私も辛い時があって…全部投げ出そうとした時があるんだ』
轟「全部？」
『うん、全部。けど…あの人はそんな私に言ってくれた。
君は死を望むのかい？ふ〜ん。君は…死を望むほど世界を見たのかい？
君の見て、感じている世界は小さい。私よりも、ね？もっと、世界を見てから死ねばいい。
て、言ったんだ。
其れから私は色々と調べたり、違う角度から見たり聞いたり感じたりした。
そして…私の知る世界が小さい事を確信した。
だから、君も挑戦してみたら？拒んでばかりだと、何も変わらないよ。
君が今居る所から一歩踏み出せば…どんどん君は変われるよ』微笑み
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ロリコン - あたしの作品なんて途中で変わっちゃったよー (2019年7月28日 9時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - ロリコンさん» そ、そんなことは…！！こちらこそ、ありがとうございます！！！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
ロリコン - アトこれめっちゃ後味悪いのかと思ったらメッチャ良かった！サイコー！神作品ありがとう！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
ロリコン - はっや！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - ロリコンさん» な、なるほど…！もし、次があったらやってみても… (2019年7月27日 21時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Iuna
| 作成日時：2018年10月21日 19時
