拾壱 ページ2
中原中也 side
部屋で書類作成等をしていると、携帯から音が鳴った。
表示された名前は大嫌いな彼奴。
が、彼奴が意味も無しに電話をするはずがねぇ。
そう思い俺は電話に出た。
そして聞こえてきた声は酷く冷たく、悲しいものだった。
太宰「《中也、聞いてくれ。
君の弟と私の妹が捕まった。
犯人は誰でも良かったみたいだ。
…君が探し続けた弟が見つかったんだ。
助けたいだろ?》」
助けたくない、と言う答えは聞かないような、助けたい、と言う答えしか聞かないような圧力を電話越しだと言うのに伝わってきた。
しかし、俺の答えは決まってる。
迷う事なんて1つもねぇ。
中原「《嗚呼、助けたい。
場所は何処だ》」
太宰「《港のもう使われていない倉庫だ。
そこで落ち合おう。
…必ずこの手で奴らを潰そう》」
中原「《嗚呼、当たりめぇだ》」
そこで通話は終了し、俺は走ってポートマフィアから出た。
そして、大切な弟が居る場所に向かった。
53人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Iuna(プロフ) - クレハさん» 読んで下さりありがとうございます!ミステリアス、でしょうか?私には分かりません笑!更新、頑張ります! (2019年1月9日 20時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
クレハ - なんていうかミステリアスなお話ですね… 更新頑張ってください! (2019年1月9日 20時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Iuna | 作成日時:2019年1月7日 20時