拾壱 【鬼と産屋敷・守る】 ページ12
女の子は私をお姫様抱っこして、車椅子に乗せた。
そして、そのまま私の家を目指して歩き出した。
何故、この子が私の家を知ってるの？
疑問を解きたいけど、女の子は幸せそうに車椅子を押してるから言いにくくて、結局家に着いてしまった。
縁側には、お爺さんとお婆さんが居た。
二人でお茶をしている。
お邪魔だったかな？
まだ気付かれてないから引き返そうとするけど、女の子は私の意思とは関係なく前へ前へと進んで行く。
？「つ、連れて来た！」
産屋敷「おや、禰豆子かい？」
禰豆子「うん！」
産屋敷「久しぶりだね。
Aを連れてきてくれたのかい？」
禰豆子「A、大事！
守る！」
どうやらこの女の子の名前は、禰豆子、と言うそうだ。
お爺さんもお婆さんも再会を喜んでる音と匂い。
だからきっと、悪い人じゃ無いみたい。
産屋敷「A、紹介するよ。
禰豆子「よろしくね！」
幼さを残す禰豆子さんは、満面の笑みで私を見る。
そして、私の手を取って…。
禰豆子「A、守る！お世話する！」
と、お爺さんとお婆さんに向かって言った。
お爺さんは少し考えてから、笑顔で頷いた。
産屋敷「禰豆子ならAを任せられる。
何より女の子同士、支え合えるだろうし。
禰豆子、Aを危険から守って欲しい。
頼めるかな？」
禰豆子「うん！」
禰豆子さんは嬉しそうに返事をした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 394人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Iuna(プロフ) - shibaさん» ありがとうございますっ！！もう、私が本気で泣きそう…。ゆるゆると待ってて下さい笑 (2020年7月7日 17時) (
レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
shiba(プロフ) - 何かこう、序盤から泣きそうになります…優しく見守ってる感じがたまらない…！更新頑張って下さい(^^) (2020年7月7日 12時) (レス) id: 45bc59818c (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - [窓]ωΦさん» ありがとうございます！！もう、その言葉に私の目から水の呼吸が…！その言葉でやる気が出ます！(*´▽｀*) (2019年12月7日 23時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
[窓]ωΦ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！本当に感動で目から水の呼吸ですよwずっと応援してます！あまり無理をせずに頑張ってください！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: 3f5dfea003 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！な、涙！？恐れ多いです…！！や、優しいだなんて…！！これからも更新、頑張りますよォ！！ (2019年10月15日 7時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Iuna
| 作成日時：2019年10月6日 1時
