405話 ページ8
私は焦凍と一緒にお茶を飲んでいる。
『はぁ〜…懐かしい…』
轟「そうか？龍華の家も日本家屋なんだろ？」
『うん。けど…生まれて育ってきたのはこの家だし』
轟「そうだな」
ガラッ
冬美「焦凍ー？母さん連れて来たよ？」
玄関から懐かしい声が聞こえた。涙が出そうになった。
足音が近づいてくる。
ガラッ
冬美「玄関に知らない靴が合ったけど、誰か来てる…え？」
『…久しぶり、冬美姉さん』
冬美「え？A……？」
冷「冬美？どうしたの……え？A…？」
『…母さんも久しぶり、だね』
私は力なく笑う事しか出来なかった。だって…私は逃げ出したのだから…。
やっぱり、来なかった方が良かったかな？焦凍にだけ伝えておけば良かったかな？不安だけが押し寄せる。
『っ…！えっ…？』
いたたまれなくて、下を向いていたら急に温もりを感じた。
冷「本物…本物のAだ…。ごめん、ごめんね。私…貴女に無理ばかりさせて…偽らせて…心の限界を気づいてあげれなくて…ごめんね」
母さんは涙を流しながら私を抱きしめた。その瞬間、私も涙が溢れた。姉さんも涙を流していた。
『かあ、さん…わた、し…私…』
冷「うん、どうしたの？」
『…辛かった。焦凍ばかり皆、見てて…私は何時も一人で……焦凍が羨ましくて…でも…龍華の人達は私を本当の家族の様に接してくれて…この家と比べて…私…酷いことしてた…』
冬美「そんなの、仕方が無いよ…。母さんも疲れてたし、私達も安易に関われなかったし…父さんのせいでAと焦凍に」
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菜央(プロフ) - 最後キュンキュンしちゃいました！笑 (2021年8月2日 1時) (
レス) id: 5b25c04a80 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - はいっ2020年で申し訳ない！それじゃ描きます？轟家族と龍華家族が仲良くしてるの書いて欲しいです！！！ (2020年1月4日 22時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - かなでさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2018年10月31日 22時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - mayumiさん» ありがとうございます！妊娠と出産ですね！分かりました！ (2018年10月31日 22時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - Asterisk.さん» ありがとう〜！(*´ω｀) (2018年10月31日 22時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Iuna
| 作成日時：2018年10月7日 12時
