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廿肆 ページ25

中島 敦 side




紫炎「お前も忘れてるぜ?

Aの図書館の中に一度入れば、Aの許可無しには出れねぇ。

逆に言えば…Aが許可さえ出せば…ここ迄言えば分かるよな?」









紫炎さんはニヤリと笑みを浮かべた。Aさんは下を向いていたけど、前を向いて…









『…異能力、図書館………解放』









一瞬にして僕達は図書館の中にいた。









『……図書館迷宮を存分に御楽しみ下さいませ。

尚、この迷宮は自身の異能力は使えません。

図書館には様々な仕掛けが御座います。

どうぞ…永遠に終わらない迷宮を御楽しみ下さいませ』









Aさんは優雅にお辞儀をして、何処かに消えていった。









太宰「やられたね…Aの図書館はAにしか道が分からない。

時間や条件で姿、道…色々と変わってしまう」









国木田「乱歩さんでも無理か?」









太宰「無理だね。

この図書館は…生きている。

Aの意のままに動く。

…彼女の言う通り、永遠に終わらないかも知れないね…」









泉「絶対に無理なの?」









太宰「此処では異能力が使えない。

…何か出れる条件が有るのなら探さないと行けない。

けど…」









江戸川「探しているうちに図書館は動き続ける…」









太宰「えぇ」









中島「なら、どうすれば…」









?「簡単だ」









上から声が聞こえた。声のした方を見てみると…中原さんと似た髪色、瞳の色をした高身長の男性が本棚の1番上に腰掛けていた。









太宰「柊也…」









柊也「アンタには呼ばれたくねぇよ。後、元兄貴にもな」

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Iuna(プロフ) - くるみさん» 何度も読んで下さりありがとうございます!図書館ヲ知ルモノの正体は秘密ですが、夢主の近くにいる人です!全ては物語で!!更新をお楽しみに(^∇^) (2018年12月12日 5時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - この話がものすごーく好きなのでまた最初から読んでしまいました。やっぱり何度読んでも良い話でいつも泣きそうになります。この話の続きの結末も楽しみにしています。あと(?図書館ヲ知ルモノ?)は、やっぱり夢主ですか?それとも柊也ですか?…… (2018年12月11日 20時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)
桜紅葉 - ありがとうございます!! (2018年11月29日 17時) (レス) id: 8c278dc6ac (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - 桜紅葉さん» ハッピーエンドですか…分かりました!作ってみます!! (2018年11月27日 20時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
桜紅葉 - 胸が締め付けられました。涙腺が........!でも、大変おこがましいのですが、もしよろしければ、ハッピーエンドもつくってください。よろしくお願いします。 (2018年11月27日 17時) (レス) id: 8c278dc6ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Iuna | 作成日時:2018年10月20日 10時

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