5月さんの姉の料理の腕前は…

36話 ページ38

あれから、創真を説得して家に帰っている最中です



あ、家無いと思うじゃん？



実は、あるんだよ〜



マンションだけど



あんがい、広いんだよ



『ただいま〜』



って、言っても誰も居ないから返事なんて帰ってこないけど…



ん？Lineがきてる



ちーちゃん：姉さん、明日の何時に来るの？



A：遅れてごめんね？10時ぐらいに行くよ



ちーちゃん：分かったよ。迎えに行こうか？



A：むぅ〜お姉ちゃんを馬鹿にするな〜



ちーちゃん：ハハハ、ごめんごめん



A：謝る気無いでしょ〜



ちーちゃん：ごめんって



A：なら、明日いっっっっぱいぎゅーってするからね！



ちーちゃん：分かった。楽しみにしてるよ



A：ふふ、楽しみにしててよ！おやすみなさい



ちーちゃん：おやすみ



ちーちゃんは、優しいな



絶対に甘えるんだから！



そろそろ、寝よ



クゥーン



ううう、なんで今泣くの？



今泣いたのは、家で飼ってる犬の ” アヤメ ”



外国に行ってる時も、一緒に居たの


アヤメって付けた理由は……


ちーちゃんと決めたんだけど、葵の誕生花からとったんだ〜

この子の誕生も葵の呼び方と一緒だからね

ちーちゃんが提案してくれたの

どことなく、葵の呼び方に似てるの

ちーちゃんとそんな事も、話しながら決めたんだ

いつでも、葵と一緒にいる感じがするから嬉しいんだ〜

今度、葵にも会わせえあげよ〜



『アヤメ、また今度葵に会わせてあげるね』



わんわん！！



嬉しそうで良かった



早く会わせてあげたいな…

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