１０月さんの双子の妹は幼い頃に喘息を発症して弱過保護な兄が居て東京にバレー部の従兄がいるそうです！

２２話 ページ25

夜久「で、どうしたんだ？」









郁「えっと、衛輔にお願いがあってさ」









夜久「お願い？」









郁「うん。簡単なことなんだけど、俺が聞いても絶対に隠す気がするから…」









夜久「Aのことか？」









郁「うん…俺、東京に居るからAに直接会えないし、時間とかもないからたまにでいいから衛輔がAに聞いてくれない？」









夜久「ぷっ！」









郁「な！なんで、笑うの！？」









夜久「いや、流石双子だなって思ってさ」









郁「えっ？」









夜久「前Aに頼まれたんだよ。郁が元気に仕事と陸上してるかたまにでいいから教えてって言われてさ、本当仲いいよな！お前ら」









郁「Aがそんなこと…」









夜久「なに涙目になってんだよ！Aも心配してんだ、頑張れよ！アイドルも陸上も。

普通に部活だけの俺でさえ疲れるのに、郁は陸上とアイドルもしてる。大変だけど、凄いとも思う。俺はずっと応援してる。だから、頑張れ！」









郁「おう！」









夜久母「ふふっ、やっぱり仲いいわね。男の子同士だからかな？拳と拳を合わせちゃって…ふふ、青春ね」コソッ ←ドアの隙間から見てた









郁「なぁ！衛輔のところのバレー部ってどんなの？」









夜久「なんと、ロシア人のハーフがいるんだぜ！しかも、２ｍ！」









郁「デカっ！衛輔、かなり見下ろさせるんじゃない？」









夜久「正解。マジでイラッとくる」









郁「アハハ！！」









夜久「郁はプロセラだっけ？どんな感じ？」









郁「楽しいよ。海さんは皆のお兄さんみたいなんだけど、たまにお父さんに見えるんだよ！

リーダーの隼さんはちょっと変わってる。けど、頼りになる時はすっごく頼りになるんだよ！」









夜久「リーダーがそれでいいのか？」









郁「しかも、グラビリーダーの始さんにベタ惚れなんだよ。ファンクラブにも入ってるんだよ！」









夜久「もう一回言うぞ？リーダーがそれでいいのか？」









郁「さぁ？でも、楽しいよ！」

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