11話 ページ14
詠 side
『詠ちゃん!屋上に行こうよ!そこでいっぱい話そ!』
詠「うん!」
Aちゃんは、いつもと変わらない笑顔を私に向けてくれる
朝、あんなにAちゃんのことを悪く言ってた奴らもAちゃんの笑顔を見てかなり惚れているみたいだ
Aちゃんは純粋で綺麗な心を持っているからね…けど、私は全然綺麗じゃない…
嫌われたくないから本心を隠して、偽って、これって本当に友達って言うのかなぁ?
Aちゃんからしたら私は大切な友達なんだろうけど……私は…なんなんだろう…
『うわぁあ!!綺麗だね!詠ちゃん!!』ニコッ
この笑顔を私は守りたい……
詠「そうだね!いつ来ても綺麗だなぁ〜」
『……詠ちゃん』
詠「どうしたの、Aちゃん?」
『…どうして、隠すの?』
詠「えっ…?」
なんで、Aちゃんが…?
『詠ちゃんが時折悲しそうな顔をしているのは知ってた。けど、私は詠ちゃんとの関係を壊したくなかった…だって、初めて出来た友達だから…
詠ちゃんは知ってるでしょ?私は喘息のせいで学校に行けない日が多くて、朝みたいなことが起きてること…
私、そのせいで全然友達ができなくて、 部屋から出るのも怖くて……でも、詠ちゃんが私と友達になってくれた時…
すっごく嬉しかった…私のことを軽蔑したりしなくて、逆に心配してくれて…詠ちゃんは私に光を、希望の光を当ててくれたから…
だから、今度は私が詠ちゃんを助ける番なの!』
詠「た、助ける?」
『ずっと、詠ちゃんとの関係が壊れるのが怖かった。だから何も、言えなかった
けど、魔王様さんと約束したから、助けるってだから…!』
詠「…Aちゃんには、分からないよ」
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Iuna(プロフ) - 雲雀星弥さん» ありがとうございます!題名色々と変えておきます! (2018年5月10日 18時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
雲雀星弥(プロフ) - コメント失礼します。「生まれつき喘息」よりは、「幼い頃に喘息を発症」の方が正しいと思います。 (2018年5月10日 18時) (レス) id: 7b5cd92368 (このIDを非表示/違反報告)
Iuna(プロフ) - マシュマロの神さん» そうですよね?ずっと考えてたんです…すみません。付け足しておきます。教えて下さりありがとうございます (2018年2月3日 12時) (レス) id: 1960f5595d (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロの神 - 長々と申し訳ありません。更新頑張ってください! (2018年2月3日 12時) (レス) id: 7d7c0aca95 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロの神 - 意見なんですけどタイトルからはツキウタ。とハイキューのクロスオーバーだとは分からないので【ツキウタ。】〜〜〜〜〜〜【ハイキュー】という風にタイトルの前後に何の作品が分かるようにして、設定キーワードにも"ハイキュー"を足すといいと思います! (2018年2月3日 12時) (レス) id: 7d7c0aca95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Iuna | 作成日時:2017年11月24日 19時