１０月さんの双子の妹は幼い頃に喘息を発症して弱過保護な兄が居て東京にバレー部の従兄がいるそうです！

８話 ページ11

長月先生の後ろから出てきたのは…









Aちゃんだった









詠「えっ！？Aちゃん！！？？」









『詠ちゃん！ごめんね？休むって伝えてもらったのに…』









詠「いや、それは良いんだけど……大丈夫なの？しんどくない？」









『大丈夫だよ！お母さんにも今日だけ特別に許可を貰ったから！

空先生の送り迎え付きでと言う条件で…』









詠「あぁ、Aちゃんのお母さん長月先生の事はかなり信頼してるからね…

いっつもAちゃんの事気にしてくれてるからって…」









『あはは……あ、望君！』









望「A…」









ギュッ









詠「なっ！」









空「アイツ！！」









「「「「キャーーーー」」」」


「望君が！！！」









望「A……やっぱり暖かい…」









『そ、そうかな？ありがとう？』









詠「そうだった、睦月君もAちゃんの事お気に入りだったんだ…」









何故か睦月君にも懐かれているAちゃん









空「はいはい。離れる」









長月先生の手によって睦月君とAちゃんは離された









望「先生、自分が出来ないからって嫉妬ですか？醜いですね」









空「うるせぇ、糞ガキ」









長月先生、ざまぁ ←









詠「Aちゃん、今日は学校で授業受けるの？」









『うん！久々だから、なかなか部屋からも出れなかったんだ…

空先生に無理やり出されたけど…』









詠「そうだったの…」









『……』









詠「どうしたの？」









『詠ちゃん後で話そ？』









詠「うん？いいけど…」









『あ、私の席って何処？』









詠「えっ？あ、睦月君の隣で窓側だよ」









『ありがとう！』









あ、やっぱりいつものAちゃんだ









私の考え過ぎかなぁ？









Aちゃんが私の事を心配そうに見てたことは…









『…詠ちゃん……どうして頼ってくれないの？』ボソッ

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