#38【sideなし】 ページ39
「＿＿＿＿リドル、A！！！」
ーハーツラビュル寮-薔薇の迷路ー
リ｢……はっ！！｣
『えっ…私たち寝てた？』
エ｢あ、目ぇあけた！｣
ケ｢ハァ〜……マジ、もう起きなかったらどうしようって超焦った……。｣
『なんの話しだよ。』
ユ｢Aちゃんがリドル先輩を止めたの。覚えてない？｣
リ｢えっ…？｣
ク｢混乱はしているようですが、正気を取り戻していますね。｣
ト｢今はなにも考えなくていい。寝てろ。｣
エ｢あーっ、そうやって甘やかすからちょっと怒られただけで暴走とかするんすよ！
庭はめちゃくちゃだし、こっちもヤバイとこだったんだからな！｣
エースの言う通り、薔薇の木がそこら中に散乱していたり、迷路もところどころ崩れている。
デ｢確かに、ヤバかったな。｣
グ｢まったく、ストレスを溜めるとろくなことがねぇんだゾ。｣
リ｢……………。ボク………本当は、マロンタルトが食べたかった。｣
エ｢へっ？｣
リ｢薔薇は白だっていいし、フラミンゴもピンクでいい。お茶に入れるのは角砂糖より蜂蜜が好きだしレモンティーよりミルクティーが好きだ。
みんなと食後のおしゃべりだってしたい……。｣
ト｢リドル……？｣
リ｢ずっと、もっとトレイたちと、遊びたかった………う、うう……うううっ……わぁあああん！｣
今まで相当溜め込んでいたのだろう。本当のリドルを知らなかった一同(トレイ以外)はびっくりしている。
『はいはい、泣くな泣くな！』
口調は割と面倒くさそうにしているが頭を撫でる手つきはかなり優しい。
リドルより少し背の低いAは背を伸ばしながら頑張って撫でている。
『(少しマシになったか？)自分が間違ってたこと、伝えられるか？｣
ト｢Aの言う通りだ…リドル、お前のやり方は間違ってた。だからみんなにちゃんと謝るんだ。｣
リ｢……うっ、ぐす……ごめんなさい……。ごめんなさい……っ！｣
『よく言えました。』
再びAは頭を撫でる。リドルは思わず、彼女に抱きついた。
Aは特に気にせずリドルの背中をポンポンする。
ケ｢Aちゃん、お母さんみたい…｣
ユ｢(いいなぁ…私もハグされたい…)｣
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カド松(プロフ) - ページ26のケイト先輩の早着替えであつ森の着替えるシーンが思い浮かんだ (2021年1月31日 21時) (
レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
狐の雨傘(プロフ) - 最新頑張ってください(*＞∇＜)ﾉ (2020年12月21日 19時) (レス) id: ba82413c14 (このIDを非表示/違反報告)
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