イナズマイレブン短編集 (ページ6)

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エスカ・バメルとミストレーネ・カルスページ6

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王牙学園夢主(マネージャー)

※エスカバやミストレの学年が分からないので学年表記は省略しています

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『本日よりマネージャーを務めることになりましたAといいます。よろしくお願いします』

そう言って頭を下げた後目の前に立つ男子2人をちらりと見やる。

棘のような髪型をした男子はエスカ・バメルという名で皆からはエスカバと呼ばれており編み込まれた髪を肩に垂らしているのはミストレーネ・カルスという名で通称ミストレ。

そしてこの学校…王牙学園ではサッカー部はカースト最上位の扱いであり目の前にいる彼らも例外ではない。

「ふーん………話はバダップから聞いてるよ。女子の中ではトップクラスの成績を収めていて提督からお声がかかったんでしょ？

あ、全然敬語とかいらないから。俺のことはミストレでいいよ」

「へぇ…あぁ、俺のことはエスカバでいいし敬語もいらねぇ」

『よろしく、ミストレ、エスカバ』

そう言うと2人とも軽く「あぁ/うん」と返す。だがすぐにエスカバが急に近づいてきたと思うと耳打ちしてきた。

「お前、運いいな。ミストレは本来女を相手にしない奴だ。運が悪けりゃよろしくすらされないんだぜ？」

「聞こえてるからね、エスカバ」

ミストレはエスカバをジーッと睨みながら私たちを引き剥がす。

「なんだよ、引き剥がすこたぁねぇだろ」

「目の前でコソコソやられても困るだけだから」

「の割に何か焦ってるなぁ、まさか惚れたのか？」

「はぁ！？何言ってんの！？ちょっとお前今からグラウンド来な！」

「上等だ！三本勝負と行こうじゃないか！

A、着いてきな。俺たちサッカー部がどんな感じか見せてやる」

喧嘩をしながらグラウンドに向かう2人に着いて行ったら他の部員の人やバダップに憐れまれたのは別の話。

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