イナズマイレブン短編集 (ページ4)

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霧野蘭丸ページ4

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雷門中夢主(2年生、マネージャー)

イナズマイレブン反応集の【女装させてみた】から引用

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sideなし

「「「王様だーれだ？」」」

「あ、俺っすね。」

そう言って王様であることが分かる棒を高く上げたのは狩屋。ちなみに雷門中サッカー部は現在王様ゲーム中だ。

「げ、狩屋か…」

「げ、とは何ですかげって。あ、命令ですが…」

霧野にジト目で睨まれるがすぐに命令の内容を言おうとする。霧野曰く狩屋が王様になった時、(実行出来るレベルの)無茶ぶりが降ってくるらしい。

さて、狩屋は一体どんな命令を…

「3番の人はメイド服を着てください」

「俺じゃないよ！」

「僕もー！」

手を挙げながら否定する天馬と信助。それに続けて他のサッカー部員も首を横に振る。

「(げっ、3番俺じゃん！)」

『蘭丸？どうしたの？』

冷や汗をダラダラ流しながら葛藤する霧野の心の内など知らないAは首を傾げながら心配する。すると霧野は光の速さで番号がかかれた部分を隠す。

「な、なぁA…すまないが代わってくれ。今度何か奢るから…！」

『蘭丸…3番引いたんだね…』

この時の霧野はプライドを捨ててまで女子に頼むぐらいメイド服着用を拒否している。

だが世の中そんなに甘くない。会話を続けようとする2人の背後に1人の影が…

「霧野先輩、ズルはダメですって。A先輩、物に釣られないでください。」

『あちゃー…後は頑張れ！』

「霧野、男なら腹をくくれ。俺だって本当は嫌だが頑張って耐えてるんだ」

「頑張ってくださいまし霧野…様。俺…私だってこんなの嫌…ですが何とか耐えてますの。」

猫耳を付けた神童とお嬢様口調の倉間にエールを送られながら霧野は全てを諦めたらしい…

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