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『そもそもどうして私に拘るんだい？』
「…あんたのことが好きだからだ。」
『からかうのもほどほどにしなよ』
「俺は本気だ」
『…他の子と同じこと言うんだね』
そう言ってもう1本吸い始めるA。その手際のいい仕草を東雲はじーっと見つめる。
『君も吸う？』
「…あぁ。」
『ならはい。流石にこんなことで金は徴収しないよ。』
そして東雲が咥えたタバコにライターで火をつけるA。だが数秒後、東雲は喫煙に慣れてないのか思わず咳き込む。
『やっぱりやめておいた方がいいんじゃない？』
「いや………いい…」
『…そうか。』
東雲が断固としてやめようとしないのは少しでもAのことを知りたいからなのだろう。
…結局、そろそろ去るとAは言ったものの動かないのは暇ということなのだろうか。いずれにせよ東雲にとってそれは好都合らしいが。
「…」
『あれ、もう順応したのかい。』
「…まぁな。」
まだ少し苦しげな表情をしているがAは敢えて突っ込まないでおいた。とりあえず。
「…」
『東雲の旦那？急にスマホを取り出して何があったのさ。』
「いや…別に。」
『拗ねているのかい？』
「…違う。」
怒っているわけでもなく放たれたその言葉にAはそっかと返しながらタバコをふかし続ける。
また更に時間が経つと東雲はスマホをしまいAの名を呼ぶ。
『どうしたの………っ、…！？』
Aが東雲の方を向いた瞬間、突然煙が顔に吹きかけられる。今度はAが咳き込む番だ。
『旦那、そういうのは…』
「…俺は本気だから、じゃあな。」
少々ぶっきらぼうに言いながらも東雲はAに背を向け、事務所に戻る為歩を進める。
「おい、東雲…何故急にいなくなっ…タバコ？」
「…何でもねぇよ。」
「珍しいな、お前がタバコを買うとは。前はだいぶ毛嫌いしていたようだが。」
「気分だよ、気分…」
「…(何か変だな…)」
事務所を巡回していた間宮にばったり会い、様子の変化に色々聞かれそうになったがそれすら今の東雲の耳にはほとんど入っていない。
間宮は別に他人の趣味を知ることに興味はないが…いつもと言動がちょっと違う東雲を不思議に思うのだった。
優しい彼女が喧嘩で…【反応集形式】◎…？→←情報屋の堕とし方【東雲竜政】△
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井口心路 - 大丈夫です。よろしくお願いします。 (4月10日 0時) (
レス) id: 69eb6fc5d4 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - 井口心路さん» 反応集形式で纏めても大丈夫ですか？ (4月10日 0時) (レス) id: 1f088232a9 (このIDを非表示/違反報告)
井口心路 - ありがとうございます！ 夢主羅威刃(妹分) 内容はキャラが泣きながら夢主の前で弱音を吐いていたらです。もしも問題がありましたら変更します (4月10日 0時) (レス) id: 69eb6fc5d4 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - 井口心路さん» どうぞ！ (4月9日 23時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
井口心路 - リクエストに答えていただきありがとうございました。またリクエストしてもよろしいでしょうか？ (4月9日 23時) (レス) id: 69eb6fc5d4 (このIDを非表示/違反報告)
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