�� ページ23
・
＿幹部の皆さんはとても強く素敵な方ばかりです
＿でも自分は弱く、いつも守られてばかり
＿羅威刃に入ってから何一つお役に立ててない気がして、このまま幹部に…いや、この組織にいてもいいのかと悩んでいたんです
＿でも涙を流すなんてとこ、見られたら情けないと思われる気がして…
全てを語り終えたAは静かなる空気に耐えられず、目を伏せながら俯く。
城｢…A｣
『は…はい…』
沈黙を破ったのは城ヶ崎。恐る恐る顔を上げると…何故かいつものような冷たく鋭いような圧はなくAを見つめる眼差しは何処か優しげな気がする。
それにはAだけではなく他の幹部も少し驚く。
城｢よく聞け。もし不要と感じてるならとっくに切り捨てている｣
『…』
秋｢信頼してなかったら仕事とか任せてないからねぇ｣
小｢僕たちには君が必要だよ？A｣
高｢もし悩んでいるなら俺たちのうち誰かと行動してみるといい｣
絢｢そうすればおのずと答えが見えてくるんじゃないかなぁ｣
『え…いいんですか…？』
神｢別に引っ付かれる程度で怒ったりしねーよ(A限定だけど)｣
そして何名かの幹部が優しくAの頭を撫でる。
間｢まぁ、私たちから言えることはただ1つ…笑え｣
『笑…う？』
設｢君には笑顔でいて欲しいってことさ…と東雲が言っていた｣
東｢何で俺に…ま、まぁそういうことだ、A｣
言ってはいないが思っているのは事実らしい。東雲は少し照れくさそうに言う。
幹部一同、励ましの「は」の字も分からない面々ばかりだが貴女が相手とあらば別らしい。
不器用でも素直じゃなくても皆それぞれの形で貴女を愛している。
…おや？幹部が貴女に言いたいことがあるみたいだ。
城｢いいか、1回しか言わないからよく聞け。悩むなら俺の隣を歩け…期間はお前が死ぬまでだ…まぁ、お前が俺より先に死ぬことなど許さんがな｣
東｢難しいことなんて考えんな、お前は羅威刃に必要だ…それだけ覚えとけ、いいな？…分かったならいい｣
間｢『自分の得意なことが分からない』？…お前のサポート力にはあの城ヶ崎さんも一目置いている。戦うことが全てではないのは分かるな？…やはりお前は賢いな｣
文字数の関係で他の幹部は次のページに…！
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
井口心路 - 大丈夫です。よろしくお願いします。 (4月10日 0時) (
レス) id: 69eb6fc5d4 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - 井口心路さん» 反応集形式で纏めても大丈夫ですか？ (4月10日 0時) (レス) id: 1f088232a9 (このIDを非表示/違反報告)
井口心路 - ありがとうございます！ 夢主羅威刃(妹分) 内容はキャラが泣きながら夢主の前で弱音を吐いていたらです。もしも問題がありましたら変更します (4月10日 0時) (レス) id: 69eb6fc5d4 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - 井口心路さん» どうぞ！ (4月9日 23時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
井口心路 - リクエストに答えていただきありがとうございました。またリクエストしてもよろしいでしょうか？ (4月9日 23時) (レス) id: 69eb6fc5d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
