狂人反応観察日記 3冊目

＊ ページ36

・高砂(B)

「ごめんね、貴女のような人は好きじゃないの。」

Aから何もかも奪ってやる！という魂胆をすぐに見抜く。なるべく穏便に済ませたかったそうだが…貴女を馬鹿にされて少し怒り気味。

「もっと別のことに時間を使いなさい。」

それは遠回しに「関わるな」と言っているようなもの。脅しとかは一切行ってないがあら不思議、翌日から姫華は現れなくなります。



・六車(B)【ゲスト】

「…俺の大事な人を馬鹿にするな。」

静かに言うがその声は少し怒気を孕んでいる。姫華は少々驚きつつも色々言い訳をつけて貴女と彼を引き剥がそうとするがすぐに見抜かれる為通じない。

「…悪いが俺たちの前に二度と現れないでくれるか」

それでも姫華が何かを言おうとすると本職の睨みをきかせる。相手は武器を出してないので粛清する意味はないですからね。



・国生(A)【ゲスト】

「下がってな、A」

ベテランの勘なのか否か、いち早く気づき貴女を背に隠す。それを見た姫華が「貴方はそいつに騙されてるの！」とあれやこれやとデマを言うがありもしない話ばっかりなので通じない。

「嬢ちゃん、そんな嘘で俺は騙されないぜ。本当なら証拠出せるよな？」

まぁ当然証拠なんてないわけで…何も言えない恥ずかしさを隠すためか悔しそうに去る姫華。その後、「ああいうのは分かりやすいんだよ」とぽつりと呟く。

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