狂人反応観察日記 3冊目

彼女を馬鹿にしないで【京極組】☆ ページ35

・久我(B)

「何でそんなことが言えるんだよ」

姫華が貴女を貶した時点でいい顔をしない。あまり期待できないが…とりあえず理由は聞いておく。

「…みっともねぇな」

案の定答えは顔を顰めるレベルで最悪なもの。逆恨みで襲ってこないように忠告はするがもし無視した場合は容赦しないでしょう。



・一条(A)

「どうして実の姉にそんな酷いことが言えるんだ」
姫｢昔から周りの視線を集めて気に食わなかったの！｣

だから色々奪ったりしたのと聞いてもいないのにベラベラと姫華は話し出す。彼は数秒で聞き飽きてため息1つつく。

姫｢お姉ちゃんより私の方が貴方に…｣
「…喋るな。」

それ以上口を開くならそれなりの処置をとる、と言えば姫華は退散。そして先程とは打って変わってとても優しい口調で貴女に話しかける。



・守若(B)

「へぇー、そうなんだぁ。」

と言ってるが全く聞いてない。だが姫華は黙せたと思って私にしないかと尋ねる。

「え？Aをいじめる奴は嫌いだから無理だよぉ」

実はこっそり調べてAが昔姫華に嫌がらせを受けてたことを知っている。例え調べてなくてもそもそも本能的に姫華を受け付けないらしい。



・仙石(A)

「どう言われようが俺はAを好きだ」

自身が極道であることを明かしても着いていくと言ってくれたり仕事で会えない日が続いても色々尽くしてくれて彼女には感謝しかない。もう恩人と断言出来るぐらい大事な人を馬鹿にされたら黙っちゃいない。

「次目の前に現れたら＿だからな。」
姫｢は、はい…！｣

彼女の前ではお得意の毒舌は出来るだけ控える。その代わりの策はきちんと用意していて効果は確実なものだった。

※どんな策かはご想像にお任せします

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