狂人反応観察日記 3冊目

夢主が他の男に言い寄られていたら【天羽組】☆ ページ4

・小峠

「そこの兄ちゃん、何やってんだ？」

穏やかに聞いているように見えてドスが効いた声。男は少々気圧されながらも彼を睨みます。しかし流石小峠さん。その辺のチンピラに負けたりしません。

「怖がらせてすまねぇ…大丈夫？…ありがとな。良かったら今から飲みに行かないか？」

さりげなく2人きりで飲みをしようと誘います。貴女の嬉しそうな表情を見てモヤモヤとした気持ちが少し晴れるのでした。



・野田

「フールボーイ、何してる野田」

フールは愚かという意味がありますが邪魔をされたことに苛立った男は全くそれに気づかず「何だオッサン！？」と掴みかかろうとしますが先に腕を掴まれます。

「お前は彼女の何なんだ？…それより腕を折られたくなければ早く去る野田」

折るつもりはありません。しかし命の危機を感じた男は情けない悲鳴をあげながら逃げます。



・小林

「俺の女に何してるわけ？」

堂々と言い放ちます。これには貴女もびっくり。何か言いかけると彼に口を塞がれ「合わせろ」とこっそり言われます。

「俺たちこれからデートするから邪魔すんなよー」

去り際に貴女に見えないように男にあっかんべーをしちゃいます。その後貴女に合わせてくれた礼を言いつつこのまま恋人になれたらいいのに、と思っていたり。



・和中

「知り合いか？A。」

貴女を怖がらせないように偶然出会ったかのように声をかけます。違うと分かればなるべく穏便にその場を解決しようとしますがもし男が退かなければ目を細めて威圧します。

「油断大敵…狼には気をつけることだ。」

狼の意味を教えるのはいつか内に秘めた気持ちを伝える時にしようと思ったそうです。



・須永

「何してんのー？俺も交ぜてよ」

しかし男は何故か秒で退場。何が起きたか分からない貴女は彼に尋ねます。

「え？声かけただけなんだけど…(お前は何も知らなくていいからな)」

男が貴女に言い寄ってきたことを瞬時に察した彼はオーラを出しつつ貴女には見えないように凄い形相で近づいていたそうな。



・香月

「…こいつは俺の女だ。」

貴女の肩を抱き寄せながら言い放ちます。2人が身を寄せあっている様は絵になっており周りの通行人も見入ってしまうほど。男は悔しそうに去っていきます。

「A…？…いつまでこのままなのかって？す、すまない！」

貴女に声をかけられ、はっとしながら離れますが内心はもうちょっとくっついていたかったと思ったそうです。

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