狂人反応観察日記 3冊目

うとうと。【戒炎】☆ ページ30

・我妻

「ゆっくり休んでね」

珍しく驚きつつも受け入れてくれる。普段の飄々とした表情ではなく何か愛しいものを愛でるような表情で貴女の寝顔を見つめている。

「…失いたくないなぁ」

目の前にいる彼女がとある人に重なりもう愛する人を失いたくないと決意する。



・麻生

「あら、疲れてるんだねぇ」

普段組織の為に皆の為に凡走している貴女。彼はそれを知っているし何より貴女に想いを寄せているので沢山労ってくれる。

「俺の肩でいいなら幾らでも貸すよ」

だから貴女の肩も俺に預けて欲しいな…なんて。



・緋田

「大丈夫ですか…！？(お疲れなのか…)」

急に声がしなくなったので焦り起こしかけるが寝息が聞こえてきたので理解する。

「…貴様、何を見ている」

興味本位で覗こうとする部下をひと睨み。貴女の可愛い姿を誰にも見られたくないのです。



・遊馬

「…どうした」

『んー、眠い…』と貴女が言うと「着いたら起こしてやる」と返す。貴女が寝たのを確認すると自分のジャケットをそっと被せる。

「…あまり無理するなよ」

翌日から心做しか話しかけてくる回数が増えてきますが一体何があったのでしょうか…？

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