狂人反応観察日記 3冊目

＊ ページ23

・高城

「すげぇな、その牙どうやって付けたんだ？」

めっちゃ興味津々。隙あらば付け八重歯に触ろうとするので止めましょう。

「…写真、撮ってもいいか？」

頷くと色んな角度から連写します。



・秋元

「凄…何処で買ったんですか…」

全部手作りだよ、と言うと目を丸くしながらちょっと大きめな声で「えぇぇぇ！？」とびっくりします。

「来年、俺の分も作ってくれませんか？」

そして1年後、貴女お手製の仮装セットを着用して一緒にハロウィンデートをすることでしょう。



・神原

「どうぞどうぞ…なーんちゃって」

彼もまた、他の方同様貴女になら吸血されてもいい思考です。

「え、俺に1番に見せに来た？そりゃ嬉しいっすねぇ」

当然っしょ、みたいな表情で言っていますがよくよく見ると顔がほんのり赤いです。



・絢辻【ゲスト】

「めっちゃいいっすね」

純粋に褒めてくれる。でも貴女のことはちゃんと異性として認識しているので上目遣いとかしたら赤面しちゃう。

「ちょっと待って、それは可愛すぎて反則なんでやめてください」

からかいすぎると「俺のこと、いつまでも可愛い後輩だと思ってたら大間違いですよ…」と急にスイッチが入ります。

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