狂人反応観察日記 3冊目

仮装してみた【京極組】 ページ21

『にゃーん』

＿＿＿



・久我

「それは反則っすよ…」

あまりの可愛さに悶えています。赤面しながら目を逸らすのでからかいながら覗き込むと小声で「…誘ってるんすか？」と言います。

「明日立てなくなっても知りませんからね」

翌日、腰を擦りながら出勤する貴女を見て他の組員はお疲れ様という目で見守っていたそうな。



・一条

「可愛すぎ 俺以外には 見せないで」

他の組員の視線が貴女に釘付けになっているのに気づき、ぎゅーっと抱きしめます。

「お前たち 彼女は俺のだ 見るんじゃない」

それでも見ようものなら堂々とキスします。周りが退散すると満足そうな表情をします。



・守若

「にゃーん」

同じく猫の鳴き真似をします。その後は耳や尻尾を触ったりしてきます。

「Aさんは伝説の黒猫だったのかぁ」

違いますが楽しそうにしてるので何も言わないでおきましょうか。



・仙石

「似合ってます…ところで俺が何の仮装をしてるか分かりますか？」

よーく見てみると狼の耳と尻尾が…何かを察した貴女が逃げようとしますがあっさり阻止します。

「さて、普段俺のこと可愛いって言ってますが…どっちが可愛いんでしょうかね…」

個人的に仙石さんは狼とかの肉食系の仮装が似合うと思ってる。



・高砂

「可愛い猫ちゃんね」

どうですか？と目をキラキラさせながら見つめる貴女を見ながら優しく微笑みます。

「はい、これ貴女が好きなお菓子よ」
『では私からも…！』

お菓子の交換をしあいっこなどをしてハロウィンを過ごします。



・海瀬【ゲスト】

「うわあああ！？…てAさん！？」

一瞬本物の黒猫と間違えて飛びのきます。がすぐに気づき周りをキョロキョロします。

「(良かった、他の奴には見られてねぇな…)びっくりさせないでくださいよ…」

自身のオーバーリアクションと貴女の可愛い姿を誰にも見られてないことに二つの意味でほっとします。

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