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Aは動揺しながらも冷静さを取り戻し戦闘態勢に入る。しかし鶴城は武器を構える様子が一切ない。
「…」
『し、史之舞…？』
「…やっぱり、出来ない。」
すると突然崩れ落ちるようにその場に膝をつく鶴城。急な様子の変化にAは思わず武器をしまって鶴城に近づく。
「俺、戦えない…」
『史之舞…どうしたの？』
「ごめん…A。俺が間違ってた。」
そう言って鶴城は謝罪の言葉を述べる。
Aは現在、心の中で複雑な感情が渦巻いている。
目の前にいるのは毛利班である自分たちに損害を与えた人物。でも…大事な友達でもあるのだ。
「俺がやってきたことは許されない…だから俺はここで死ぬ…」
『…史之舞』
「…でも。最後に俺のこと…抱きしめてくれないか？」
そう言ってAを縋るように見る鶴城。その時、Aの目からは既に敵意が消えていた。
『………分かった。』
Aはしゃがみこみ、鶴城の背中に腕を伸ばす。
「ありがとう………引っかかってくれて。」
『え…？』
腕を奥まで回しきった時、首元に衝撃が走る。
『史…之舞？』
「ごめんね…君の優しさを利用して。」
どうやら鶴城が手刀を入れたようだ。Aは彼の名前を呼びながらそのまま崩れ落ちる。
「…でもこれで、約束はもう破れないね」
そう言って優しくその体を抱えながらその場を後にする。
「…さぁ、行こうか。」
後にAが消息を絶ったことで毛利班は大騒ぎになるがきっと、今の彼にはそれは関係ないのだろう…
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十六夜月夜(プロフ) - 楓さん» お待たせしました🙇 (1月9日 17時) (
レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
楓 - リクエストありがとうございました。茂木くんがんばれ笑 (1月9日 13時) (レス) @page43 id: fa3afa321a (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - Rさん» すみません、リクエストは現在受付停止中です！🙇 (1月3日 12時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
R - リクエストですが麻生と夢主(同い年)が内緒で付き合ってて結局バレるっていうのをお願いします🙇 (1月3日 10時) (レス) id: 078d25f248 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜月夜(プロフ) - ゆずさん» 夢主の取り合いが起きそうですね…🤔 (1月2日 21時) (レス) id: 6e8fd9291b (このIDを非表示/違反報告)
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