狂人反応観察日記 2冊目

＊ ページ47

・高城

「嘘…だよな？」

かなり戸惑います。手入れしていたナイフを落としたことに気づくまで数分かかるほどに。

「嘘…？じゃあ、お前は俺が好きってことでいいんだよな？」

ネタばらしされてもしばらくは信じられずに何回も確認してきますが最後はちゃんと信じるのでご安心を。



・秋元

「ふーん、じゃあもう1回好きになってもらうよ」

絶対に諦めないタイプ。どんな手で貴女を物にしようとするのだろうか…後が怖いのでネタばらししましょうか。

「あら、そうだったの…まぁでも言ったことには変わりはないよねぇ？」

少し笑ったと思いきや本気(マジ)の目をしながら貴女を姫抱きしてベッドに連れていきます。



・神原

「…俺はお前のこと、本気で好きなのによ。」

嫌われた理由が遊びで付き合っているからと思っている様子。普段の彼からは考えられないほど弱々しい声になっています。

「はぁ！？嘘！？ったく、俺の心配返せよな…」

でも嘘でよかった、と付け足しいつもの調子に戻ります。



・絢辻【ゲスト】

「Aちゃん、それマジンガー？」

いつもの軽い調子で言いますが内心はかなりショックな様子。事実かどうか分かるまで何回も聞いてきます。

「二度と言っちゃダメだよ？…悲しくなっちゃうからさ。」

貴女が頷けば「お願いだからね？」と言いつつ頭を撫でてくれます。

嘘で嫌いと言ったら【戒炎】→←嘘で嫌いと言ったら【羅威刃】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す