狂人反応観察日記 2冊目

嘘で嫌いと言ったら【京極組】 ページ45

・久我

「お、おいマジで言ってんのか？」

震えながら肩を掴みます。心做しか1つに結ばれた髪も垂れ下がっているような…

「は！？嘘！？マジでビビったんだけど…」

次からは言うなよ、と軽めのデコピンをされます。



・一条

「そんな嘘 通じるとでも 思ったか」

笑顔で言いますが目が笑っていません。何かを察した貴女は全力で謝ります。

「やっぱりな…お前は嘘をついてる時髪を弄る癖があるからな。何年も一緒に過ごしてたから分かるんだよ。」

一応許してくれます。2回目は絶対に言わせないという謎の圧力を感じます。



・守若

「何か言ったかぁ？」

聞こえないふりをします。何も言わないでいると「聞いてるのかぁ？」と言いながらほっぺをツンツンされます。

「さっき嫌いとか聞こえた気がするけど気のせいだよね？君は俺のことが大好きだもんね。…だよね〜、俺も君が大好きだよ〜。」

こちらは(無理矢理にでも)なかったことに(しようと)するタイプのようです。



・仙石

「そんなセンスねぇ嘘つくな」

嫌いと言った1秒後に冒頭の言葉が。すぐに撤回しましょう。嘘と伝えると少し溜息をつきます。

「はぁ…俺が分からないとでも思ったか？まぁ、嘘をつく悪い子にはお仕置きが必要だなぁ？」

撤回しようがしまいが夜は寝かせてもらえないようです…



・高砂

「そう…」

切なそうな顔で言います。その後悪いとこがあったら直すから何処が悪かったか言ってと続けます。彼に非はないので早く嘘と言いましょう。

「もう、びっくりしたじゃない…でも安心したわ…」

次からは言わないでね、と優しく注意した後に貴女の頭を優しく撫でます。

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