狂人反応観察日記 1冊目

超高収入の彼女が毒両親と毒妹に襲われかけたら【天羽組】☆ ページ44

・小峠

「何やってんだよ」

すぐに凶器を落とさせます。理由を問うと責任の擦り付け合いを始める毒家族にため息をつくと「A。先に帰ってくれ。」と言い北岡君に貴女を託します。その後二度と毒家族が現れることはなくなりました。



・野田

「あぁ？借金だと？」

襲った理由を聞くと借金で余裕がないそうらしい…しかしすぐに彼らが嘘をついてることを見抜きます。どの道末路は言うまでもありません。



・小林

「それ以上やろうってんならAの家族でも容赦しないからな」

睨みを利かせながら問いかけます。

毒妹｢ちょっと！あんたには関係ないでしょ！｣

毒父｢そうだ！これは私たち家族の問題だ！｣

毒母｢そこをどきなさい！｣

「そうかよ」

それだけ言うと毒家族にゆっくりと紫蘭を向けます。



・和中

「貴様ら…自分のしたことを分かっているのか？」

もし凶刃がAさんに当たっていたら…命を落としていたかもしれないんです。日本刀を構える彼に貴女が恐る恐る声をかけると先に帰るように言われます。極力血なまぐさい光景は見せたくないそうです。



・須永

「はいはい、そんな危ないもの持っちゃダメ〜」

優しく言っているように見えて表情がガチ。それを見た毒家族が腰を抜かします。

「へぇー、金が欲しかったんだ…まぁどの道君たちは地獄行きでーす！」



・香月

毒妹｢(誰よ…てあら、イケメンじゃな〜い！)｣

香月さんの顔を見た瞬間毒妹がデレデレしだします。しかし彼は気にも留めずなんでこんなことをしたのか問い詰めます。

毒妹｢私はやめてって言ったのに…両親が…｣

毒母｢何言ってんのよ！あんたがやれって言ったんでしょ！？｣

毒父｢私は悪くない！｣

「A…悪いが出来るだけ遠くに行ってくれないか？」

そう言って毒家族を見る彼の目は今までに見たことがないくらい冷めていました。

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